概要
漫力(マンガを描く力)がすべての漫画専門学校に入学してきた新入生、ハリケーン準と学校の支配者である四天王との戦いを描く。
登場人物
ハリケーン準
(CV:うえだゆうじ)
強力な漫力を持つマンガ専門学校の新入生。ハリケーン準はペンネームであり、その以前は「モッツァレラチー介」と言うペンネームだった。父親も元漫画家で、3か月間だけだっただが月刊ジーコで「オッス!ドジ丸君」という漫画を連載していた。投稿作品に「月刊ジーコ」5月号掲載のマンガ賞最終候補作「ファイヤーランド」、2005年の「週刊ジーコ」16号掲載のマンガ賞最終候補作「どスケベランド」があり、後者がモッツァレラチー介名義での作品。マンガ専門学校の四天王を全員倒したが、5年後にプロとなった萌山のサイン会にファンとして現れ、ニート(本人はフリーターだと言っている)になっていたことが判明。
萌山萌まく郎
(CV:前田剛)
マンガ専門学校の新入生で、5年後には無事に漫画家となった。代表作品は「ラブラブ萌果」。その名の通り、描いている漫画は「萌える」漫画である。
ルーニー荒川
(CV:矢部雅史)
マンガ専門学校の1年生で、貢物として新入生にペン先(丸ペン)を要求する。投稿作品は昨年の「月刊ジーコ」12月号掲載のマンガ賞最終候補作「ダンストゥナイト」。月刊ジーコのマンガ賞で最終候補まで残った漫力を持っていたが、作品の内容はダンスとはまったく関係の無い恋愛漫画でダンスの「ダ」の字も出てこないところや画力の低さを編集部に酷評されており逆に高評価を得ていたハリケーン準に負ける。
四天王
漫画専門学校を支配している強い漫力を持つ4人。いつもは各フロアに一人ずついるが本編ではその日がたまたま月刊ジーコ発売日で、節約のために雑誌を回し読みしているという理由で全員1階にいた。
バナナ金田
(CV:前田剛)
マンガ専門学校の2年生で四天王の1人。週刊ジーコマンガ賞最終候補に残った漫力を持つが、以前の「モッツァレラチー介」としてのハリケーン準の漫力に敗北。四天王の中では一番弱い。投稿作品は「WOW!あわてんぼシェフ」。
春野コスモス
(CV:名塚佳織)
マンガ専門学校の2年生で四天王の紅一点。週刊ジーコマンガ賞最終候補に2回も残った漫力を持つが、ハリケーン準に作品が掲載された週刊ジーコを窓から投げ捨てられ敗北。投稿作品は「ガラスの鉄仮面」と「ベルサイユの奈良」。
ロマンス渚
(CV:内藤玲)
マンガ専門学校の2年生で四天王の1人。筋肉隆々の男性。月刊ジーコのマンガ賞で佳作を受賞し、担当がつくほどの漫力を持つが、ハリケーン準の元漫画家の父親のオーラでオーラの担当の眼鏡を割られ、敗北。
画集院漫介
(CV:矢部雅史)
マンガ専門学校の2年生で四天王の1人。ベレー帽を被っている。彼も「月刊ジーコ」のマンガ賞で佳作を受賞し、さらに現役の漫画家の父親を持つが、漫力の勝負で勝つ見込みが低いと判断したハリケーン準に殴られて敗北。