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瀬戸角人

せとかくーと

瀬戸角人とはアニメ「雲のように風のように」および原作「後宮小説」の登場人物である。

概要

雲のように風のようにの登場人物の一人。


宮女として後宮に入った銀河達が房中術や後宮哲学を学ぶ「女大学」の講師を勤める。


好々爺然としているが、素乾国きっての大学者であり、居室には部屋を埋め尽くし、天井まで届くほど大量の本が置かれている。(本人曰く、「半分は読んだ」とのこと。銀河が「じゃ、後の半分は飾りだ」と揶揄したところ、「残りの半分は私が書いた」と返して、銀河を驚嘆させている)


アニメでは双槐樹とは直接会話するような描写はないが、原作では師弟関係であり、会話もしている。


自分の哲学論に次々と疑問を呈し、率直な感想をぶつけてくる銀河に興味を持ち、銀河にだけこっそり授業の解答を教えるなど、個人的にかなり気に入っている模様。その後、双槐樹と相談の上で銀河を正妃に選んでいる。


アニメでは様々な知識に通じているという設定だが、反乱勃発の際、「戦い方を教えてくれ」と銀河たちに請われるも「兵法を学ばなかったから無理」といって断っている。


だが、前皇帝には武器収集の趣味があり、戦う為の武器は十分にあることを教えた。(実際に使い方を

宮女達に教えたのは江葉だが)


アニメでは銀河たちととも馬車で城から脱出し、そこで終わっているが、原作では脱出後、銀河双槐樹が契りを交わしたことを知り、宿願を果たしたような満足げな顔をしたまま病没。亡骸は銀河達によって葬られた。



余談


原作では生徒である宮女達から密かに「角先生」と呼ばれていた。


作中では『角先生』とは張形を意味する言葉とされており、さすがに面と向かってそう呼ぶことは憚られる為に、宮女達は密かにそう呼んでいたようである。


また、弟子の菊凶同性愛的な関係を持っていたことが示唆されている部分がある。

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