「…「言葉」ってさ 口に出して言ってるうちに 本当になる気がする」
TVアニメ(CV:赤﨑千夏)映画(CAST:有村架純)ドラマ(CAST:優希美青)
人物
2006年で藤沼悟と同じピザ屋「Oasi Pizza」でアルバイトをしている好奇心旺盛で明るい性格な女子高生。
悟が周りの人間との間に作る壁も気にせず積極的に接する。アルバイト先の店長である高橋店長に片思いされるも、まったく気づいていない様子。
2006年5月時点で17歳。実家が田舎のため、高校に通うには下宿する必要があり、千葉の母の兄夫婦の家に居候している。
快活で人見知りしないオープンな性格で、良くも悪くも素直に物を言う。雛月加代ほどではないが「バカなの?」と言放つこともある。
かつて、父親が万引きの濡れ衣を着せられ、一家が離散した際、母親が父親のことを信じられず、本当に万引きをしたと思っていた時期があり、人を信じることをやめたくなっていた。
父親か母親のどちらかを嫌いになれたら楽になれるのか悩んでいたが、しばらくして母親が「あの時、信じてあげられてたら」と後悔している姿を目にした時、
人を信じることは自分のいい所と気づく。父親のことも母親のことも嫌いにならず、その後も人を信じ続けることを決心する。
ある事件をきっかけに悟と距離を縮め、悟の母・藤沼佐知子とも親交がある。
悟には距離感が掴めない女と思われている。
悟のことを「尊敬できるお友達」と認識し、信用している。大学に進学しない代わりに、自分で稼いだお金で写真家になるという夢のため自立を試みている。
7巻における「目の前のことに全力で踏み込むのがモットー」というセリフは悟に感銘を与えた。
佐知子が殺された時、殺人犯の濡れ衣を着せられた悟を信じてくれた数少ない友人。悟を匿って警察に捕まらないよう協力する。
しかし、悟を匿ったことが真犯人にばれ、家に放火されてしまう。
次第に世間から、「藤沼悟という凶悪犯に迷惑をかけられているかわいそうな子」と勘違いされはじめ、義憤にかられる。
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この先ネタバレ注意
一緒に雪宿りしてもいいですか?
TVアニメ版『僕だけがいない街』では、最終話で悟と再会(ただしこの時間軸では初対面、原作ではこの時間軸でも再会)を果たす。