概要
いわゆる原始的な商取引の一つで、まだ通貨が存在しなかった頃から盛んに行われてきた。
勿論交換する物によって価値が異なる事がままあったので例えば……
ケース1
山の村「この鹿肉とその魚3匹とで交換はどうだ?」
海の村「3匹か……わかった交換しよう。」
ケース2
海の村「この量の野菜とだとちょっとなぁ…今回は魚を獲るの大変だったし。」
山の村「なら、もう二つ野菜を付けよう。これならいいだろ?」
海の村「ああ、それならいいよ、」
…と、いったやりとりはあったものと思われる。
有名な物々交換
わらしべ長者
昔、とある若者が観音様のお告げでひょんな事から手に入れた「わらしべ」を物々交換して最終的には屋敷を手に入れるという昔話。
ちなみに物語としてはただ物々交換したわけではなく、ただのわらしべに虫を括りつけたもの=付加価値があったり、理不尽な理由で交換された一見価値の無いものを努力して価値ある物に戻したりと付加価値や価値の復活が描かれている事も見逃せない。
ちなみに海外ではクリップを物々交換して家を手に入れた人物がおり、現代のわらしべ長者として話題になった事もある。
トレーディングカード
パックに封入されているものが基本ランダムである為、コレクション目的としては物々交換の概念が採り入れられている。ただ、大人買いといったものもあるが…。
ポケットモンスター
トレードの概念として組み込まれている。さらには「どうぐ」を持たせてトレードできる為、付加価値の要素も可能。
ゼルダの伝説シリーズ
「わらしべイベント」として交換専用アイテムを物々交換していく事が組み込まれている作品がある。
まだ該当する交換アイテムを持っていないが、何かを求めている事をぼやいている人物が必ずいる為それのヒントにもなっている。
物々交換を成し遂げたキャラクター
まだ何も書き込んでいない新品の年賀はがき一枚を物々交換していき、最終的にクリスマスツリーに替えた。カツオの世渡り上手な一面である。
上記の「わらしべイベント」にて。大抵最終的には重要なアイテムを入手している。
関連タグ
等価交換:本来は物々交換の原則である。