概要
指を特定の手順で組み、その間を覗くと妖怪が見えるという呪術。
また、伝承として雨の日に狐の窓を覗くと、狐の嫁入りが見えるという伝承もある。
作り方・手順
作り方の手順は以下の通り。
①両手で狐の形を作り、右手だけを返す(手の甲が見えないようにする)。
②右手の小指を左手の人差し指に重ね、左手の小指を右手の人差し指に重ねる。
③指を全部開く。そうすると、右手と左手の中指・薬指・人差し指の間に隙間ができるのでそれを呪文を唱えながら覗く。
呪文と意味は以下の通り
「けしやう(化生)のものか ましやう(魔性)のものか 正体をあらはせ」
化生の意味→化け物・妖怪
魔性の意味→仏語で悪魔の意味
なので、妖怪か悪魔か正体を現せという呪文になる。
実際に試してみて「何か」が見えたり起こったりしても自己責任です。