厳密に言えば、最後に"兵"と付くので警察や治安機関、自衛隊などの隊員といった「兵士」と呼ばれない組織に所属する者は「狙撃兵」とはならない。
「一発必中の狙い撃ち」という戦い方から、銃が実用化された頃より特殊な任務を請け負っていたことは事実だが、第二次世界大戦の頃までは歩兵分隊と共に行動して、他の兵士と同様に指揮官の命令のと共に発砲し主に敵指揮官や機関銃手などの重要目標を優先的に排除することが任務だった。
やがて(主に友軍の流血によって)狙撃兵を歩兵部隊から独立させて運用する現在のような戦い方へと変化した。