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男鹿半島怪獣ナマハーゲン

おがはんとうかいじゅうなまはーげん

男鹿半島怪獣ナマハーゲンは、ハドソンから発売されているゲーム桃太郎電鉄シリーズの名産怪獣である。

ウォーッ!ウォーッ!! 泣ぐ子はいねが~!!

概要編集

『桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻』で初登場。見た目や言動はなまはげそのものである。

2月にプレイヤーもしくはCPUのいずれかが東北地方、特に秋田周辺にいると出現することがある。

一たび登場すると夏季(6月~8月)のいずれかで去っていくまでの間、毎月移動し重なったプレイヤーからお金・物件・カードのどれかを奪っていく。お金に関しては原則所持金の1/2を奪うにとどめ、銀次と違い全額奪取することもないのでまだ有情といえるが、物件は(借金しても手放さなくてよい)農林物件も対象になっているためタチが悪い(但し流石に桃太郎ランドを奪うことはない)。

しかしながら、彼の最大の恐ろしさはその執念深さ

彼の移動手段は主に移動系カードなのだが、社長を捕まえるためなら「のぞみカード」(サイコロを一度に5個振る)や「リニアカード」(サイコロを一度に8個振る。ただし、「20周年」以前は30マス固定)を平気で切ってでも関東地方や北海道に突撃してくる。さらに、移動するときには来月以降に捕まえられる社長の数を計算に入れているらしく、近くに社長がいても他のエリアに社長が複数名密集している場合はそちらを狙う。場合によっては「テレポートカード」(他のプレイヤーいずれかの現在位置±5マス以内のどこかにワープ)を使って九州地方に襲来することもあるうえ、「2010」以降は「ぴったりカード」(他のプレイヤーいずれかとピッタリ重なる)を切って重なりに行くという鬼畜性能が追加された。稀にであるがシリーズによってはサミットカードを使い全員から金や物件等を巻き上げることもある。対抗策もひたすら逃げる以外にはなく、列車ではないため、うんち(「うんちカード」等でマスに設置できる罠の1つ。設置されてから数か月間そのマスに居座り、その間プレイヤーの列車はそのマスを通過できない)も平気で飛び越えてくる。

ちなみに持ち金、物件、カードのいずれも持っていないプレイヤーには流石の彼も「○○社長はいい子だ」と宥めて何もしない。

以上の性質から、登場曲が流れる(ナマハーゲン登場時以外では、「指定うんちカード」(任意のマスにうんちを投下)使用時や「北海道大移動」のエンディングなどで流れる)だけで戦慄するプレイヤーもいるとか。

「ワールド」では「おしおき精霊ナマハーゲン」名義となり、上述の通り通常は2月にプレイヤーもしくはCPUのいずれかが秋田(本作ではカード売り場駅)周辺にいると出現することがあるが、今作では「ナマハーゲンカード」を使用することで時期、プレイヤーの位置にかかわらずいつでも呼び寄せられるようになった。

更に本作では重なったプレイヤーに物件やカードを分け与える逆ナマハーゲンともいえる「おめぐみ精霊モッテケッテ」が登場。3月にリオデジャネイロ周辺に誰かがいると現れ、移動カードを使う、うんちを貫通するなどの点はナマハーゲンと同じ。ただし、ナマハーゲンと同時に出現することはない。


さくまあきらのお気に入りからか名産怪獣の中では(『WORLD』も含めて)唯一の皆勤賞であり、エンディングの順位発表で二位のプレイヤーの列車を投げ飛ばすのが恒例になっている。『ワールド』では世界旅行ボンビーに乗って現れる(ちなみに名産怪獣初登場の『15』及び『16』ではかまぼこ怪獣オダワラーがビルから落下して列車を押し潰すというものだった。)。



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