痛み分け

いたみわけ

一方の負傷による引き分け

説明

元々は相撲で一方の負傷による引き分けのことを指していた。

大相撲でもそうそう起きることではなく、最近の幕内の例では2018年5月場所10日目竜電と北勝富士の一番で記録されたが、それも60年ぶりのことであった。

なかなか出ない背景には「片方が相撲を取れる状態なのに引き分けにするのはおかしい」という意見があり、物言いの末に取り直しとなったが片方が怪我で続行不可能となった場合はそれぞれに不戦勝と不戦敗が記録されることが多いためである。

ここから転じて勝負や議論で双方とも痛手を蒙って決着がつかないことも指すようになった。

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引き分け　相討ち　共倒れ