CV:菅生隆之
「誰も君の心配などしとらんよ。私の事業計画に支障があってはと思ってね。」
「そんな生徒に発表の場が必要なのか?」
「地域の皆様との良好な関係に、余計な波風を立ててもらっては困る。ただでさえ工事が遅れてるんだ。平日17時以降と日曜祝日は、原則学校への立ち入りを禁止とする。規則を破った者は停学だ!」
「君はこの工事の遅れと、自分の老後だけ心配していればいい!」
「たかが歌の為に勝手な事をして処分を受ければ、将来に関わるんじゃないのかな?」
「教育だよ。自分達が未熟で無力な若者だという事を知りなさい。」
本名は不明。作中では7.11.12.13(最終話)話に登場する。
高級所得者用マンションを作る為に年度いっぱいで廃校するという横暴な事案を、気弱な校長を半ば脅して従わせ、生徒はおろか教職員や地域住民にもギリギリまで知らせずに工事を強行し、間近に迫っていた文化祭を中止させた。それでもステージを実現しようとしていた合唱部や一部生徒達が文化祭の準備をしているのを知ると勝手に新しい規則を作り、従わない者は停学にするという横暴ぶりを発揮した。その後ステージの為に登校した合唱部のメンバーを全ての門を封鎖して締め出し、薄汚い大人の見本のような言動を繰り返して脅迫し、たまりかねて現れた校長に反抗されても全く悪びれずにクビ宣告し、教頭の機転でステージを実現できるようになった際も「どうせ誰も来やしない。」「くだらん!帰るぞ。」という捨て台詞を残し、全く改心しないまま去って行った。