白瀬真澄
しらせますみ
CV:新井里美
井中だちま作のライトノベル・アニメ『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』の登場人物。
内閣府政策統括官(共生社会政策担当)調査員。
親子で参加するゲーム参加者がほかにいなかったことを理由に、応募者である唯一の大好真々子・真人親子をゲーム世界に転送した張本人。真々子・真人親子のほかにワイズ親子もゲームに参加させていたことが後に判明する。
ゲームでは「シラーセ」を名乗りゲーム参加者に進むべき道を示す一方、監視もしているもよう。
基本的にテストプレイヤーではないことから、ゲームに介入し、戦闘に参加することは禁止されているが、ホスト狂いのワイズの母(cv:柚木涼香)がゲームのルールを破り「逆ハーレム」を作ろうとしたときには、制裁を加えるべく自ら動いている。
が、それらの担当をこなしていることから戦闘の巻き添えになることも多く、作中随一の「死に芸」担当ともなっている。
ラノベ版のみ5歳の娘がいることが判明する(アニメ・マンガではそこまでのエピソードが描かれていないため)。
育児能力はお世辞にも高いとは言えないが、我が子を愛する気持ちは強いため「母親」として自信を持っている。
幼少期は名前のせいでイジメられて暗い人生を過ごしたという。そのため当時は「誰からも好かれて、みんなが周りに集まってくる人気者」になりたかったという(そういう意味では真々子こそシラーセの理想形だったと言える。彼女が真々子に構うのはそういうことなのかもしれない)。
実は真人の父親は、今回のプロジェクトに経営コンサルタントとして参加していた。白瀬はそれが理由で真人たちに構っていたわけではないと口にしているが、明らかに腹に一物あるような態度であった。
本作の黒幕であるハハーデスは、ポータの母親であり、MMMMMORPG(仮)のプロデューサー。つまり白瀬の上司である。白瀬はハハーデスの企みには関与していなかったが、密かに運営の方で調査を進めていたようだ。
ハハーデスが真々子の説得によって改心した後は、上司の弱み(中二病的な振る舞い)を握ったことで白瀬の方が立場が上となった。