「恥ずかしがらず 勇気を出して」
人物
1988年時点で藤沼悟の友人であった近所に住む青年。
軽度の吃音症持ちだが、ペーパークラフトが得意。生粋の北海道人だが、子どもの前では標準語を使用している。
朝4時から父親が営む弁当屋を手伝い、昼過ぎには街をブラブラしていたため、リバイバル前の悟からは無職だと思われていた。一人ぼっちの子どもに声を掛けて一緒に遊んであげて、他の子たちとも遊べるように努力しており、悟や雛月加代もその恩恵を授かった子の一人であった。
雛月が悟のグループと一緒につるむようになった事を受けて発した言葉「加代ちゃんそれって最高の結果っしょ! 」からも善意で行っていた事がうかがえる。
しかし、その善意が仇となり1988年の事件の犯人として捕らえられ、死刑を宣告される。
小林賢也は白鳥潤の事を「変態野郎」だと思っていた事からも、彼への風当たりは悪かったであろうことがうかがえる。
悟の記憶の中の名前は「ユウキ」さんだった。
関連タグ
この先ネタバレ注意
藤沼悟の功労によって逮捕される事を免れた彼は、東南アジアに工場を持つ日系の食品工場に就職。その後現地の女性と結婚した後に共に日本に帰国。中学生ぐらいの息子がいる事が漫画で描写されている。