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荒れ果てた大地。星は衰弱し、いつ滅んでも分からないといわれている時代。そんな時代で、いつしか神話でしか出てこないような、異形の姿をした魔物と呼ばれるような生物が徘徊するようになった。 身体の一部分が銃火器となった魔物――「銃牙」と呼ばれるもの達。弱者はその銃牙に狩られていった。 人々は銃牙に立ち向かうために、銃を手に取る。まさに、弱肉強食な世の中だった。そんな世界で、報酬次第ではどんな銃牙の討伐依頼も受けるという、半ば万屋のような事務所があった。人数はたった四人、しかも全員が成人前の少年少女だった。 それでも、その腕前は一流で、銃牙退治のプロである戦闘屋の大人達に負けないくらい、数々の銃牙を倒して功績をたててきたと言われている。 寄りのない四人の少年少女達は、心に傷を負いながらも、弱肉強食の世界を生き抜いていく。その手に、己の牙である銃を握りながら。 今日も荒野に、四つの銃声が鳴り響く――。5,216文字pixiv小説作品