概要
当初は『チャンピオンREDいちご』(秋田書店)にて、Vol.43(2014年5月号)からVol.45(2014年9月号)まで連載していたが、同誌の休刊後に『チャンピオンRED』(同社刊)へ移籍し、2015年7月号から2021年11月号まで連載。全12巻。
あらすじ
人の“怨”を結びて“縁”を切る……。そんな呪いを人に与える神、その者の名は蛇(くちなわ)。彼女が結ぶ呪いの代償は少女たちには、あまりにも重く……。少女たちの愛と哀が紡ぐ、憂愁のエロティシズム。
主な登場人物
蛇(くちなわ)
「怨結びの呪い」を授ける女神。かつては男女を結びつける「赤縄」の者であったが、朽ちて変質した縄となったため「クチナワ」と名乗っている。己の封印を解くために呪いを授けている。
クビツリ
蛇の使い。左腕を失っている目付きの悪い青年。蛇の神社で自殺をして以降、蛇に「クビツリ」と命名され呪いを求める者を誘う役目を担っている。
左腕は叶と『怨』を結ぶのを拒むために、蛇に頼み断ち切っている。
紅(こう)
突如出現した新たな怨結びの神。蛇とは違い怨結びを終わらせるつもりはない模様。