概要
天界人だけが扱える武器能力で、修行によって星を上げる事で十種類まで使えるようになる。
手に入れた神器は、その名前を口にすることで発動することが出来る。
基本的に人間の武器と比べてサイズはかなり大きく、どの神器も直撃すれば並みの相手なら簡単に倒せるほど。ただし、発動から攻撃までのタイムラグや至近距離での取り回しが難しいなどの弱点も存在する。
それぞれの天界人が持つ神器は、能力は同じだが各々の個性なのか、形やデザインが１部で違ったりしている。
星を上げて次の神器を使えるようになるには最低でも5年はかかる修行か、天界獣の体内にある覚醒臓器に入って消化が始まる24時間以内に試練をクリアする方法のみである(しかも覚醒臓器による星上げは1頭の天界獣が生きたまま星上げ出来る回数が合計6回までで合計7回星上げするとその天界獣が死ぬ為、多用出来ない)。
一覧
一ツ星神器・鉄(くろがね)
手に巨大な大砲を装備し、そこから巨大な弾丸を放つ神器。自覚することが条件であるため、植木やロベルトたちだけでなくモブの天界人も使用するシーンがある。
二ツ星神器・威風堂々(フード)
防御用の神器。下から突き上げるように使用者の前に出現した巨大な腕の盾で攻撃を防ぐ。習得に必要な条件は「忍耐」。
三ツ星神器・快刀乱麻(ランマ)
巨大な刀剣のようなものを装備する刃の神器。習得に必要な条件は「不惑」。
四ツ星神器・唯我独尊(マッシュ)
攻撃用の神器で、トーテムポールを思わせる巨大な立方体の歯で噛み砕く神器。威力が高い。習得に必要な条件は「渾身」
五ツ星神器・百鬼夜行(ピック)
前方一直線に向けて伸びるでかい直方体の棒のような神器。一点への攻撃なら唯我独尊よりも強い。習得に必要な条件は「集中」。
六ツ星神器・電光石火(ライカ)
高速移動の神器。ローラースケートのような形状をしている。速度の調節も可能で小回りを利くがジャンプは出来ない模様。習得に必要な条件は「先読み」。
七ツ星神器・旅人(ガリバー)
発動すると地面に碁盤の目のようなものが現れ、相手がいるところに箱が現れ閉じ込める神器。
速さなんと『0.5秒』で、この箱は外からは壊せるが中からは壊せない。
八ツ星神器・波花(なみはな)
ムチのような形状をしており、よく曲がりよくしなるため変則的な攻撃が可能で、相手を撹乱させることができる神器。
九ツ星神器・花鳥風月(セイクー)
背中に翼を生やし、高速飛行するための神器。劇中では終盤にて植木と、ロベルトを取り込んだアノンが使用した。習得に必要な条件は「バランス」。
十ツ星神器・魔王(まおう)
想いを強さに変える神器で使用者によって姿形が変わる。一生のうちに6回までしか使えない名前に違わず最強の神器だが、使用者の想いが力となるため同じ魔王では圧し負けてしまうことも。
新天界人(ネオ)
天界人が神候補から能力を与えられることで強化された神器を持つ者たちの総称。命名者はテンコ。
植木の神器はゴミを木に変える能力なので神器の１部が木に変化していたり、ロベルトの神器は「理想を現実に変える能力」と組み合わさることで非常に強力になっていた。
バロウチームのバンは生きている神器、ディエゴは見えない神器などを使用していた。
余談
作中ではテンコが生まれる前の時点で天界獣達が品種改良を受けて覚醒臓器を使えなくなっている為、現代では短期間での星上げは不可能とされている。その為、先祖返りを起こしたテンコや守り人の一族に守られた古代天界獣という僅かな例外しか覚醒臓器を使えないのでその恩恵を受けたのは植木達のみである。
また、上記にある通り覚醒臓器を使える天界獣が絶滅危惧種と化している(しかも覚醒臓器を上限まで使っているであろう)状態の為、善人で30歳前後の小林と犬丸がどうやって(地道な修行では合計40年はかかる)九ツ星以上に至ったかは不明である。
