笑い上戸
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わらいじょうご
楽しく呑むのが一番だ
「笑い上戸」とは、「酒にようとすぐ笑ってしまうようになる酒癖を持つ人」の事を指す言葉。また、酒が入っていなくてもちょっとしたことでもよく笑う人を指す事もある。後者について、関西ではとくに「ゲラ」ということが多い。
「笑う」ということ自体は「泣き上戸」や「怒り上戸」のように他人に迷惑や心配をかけさせる訳ではなく、むしろ酒宴の雰囲気を良くするため、酒癖にしては割とまともな方である。よく笑うことで周囲から良い印象を持たれることも多い。
しかし、例えば静かな場や深刻な場など、空気を読まずに笑ってしまう場合は厄介がられることになる。
他にも、なんでもないようなことですぐゲラゲラ笑ってしまう人に対して「面白くもないのに無理して笑っているように見える」と思う人や「『明るい』と『うるさい』を勘違いしている」と思う人も少なくない。
笑い上戸の自覚のあるなしにかかわらず(くすぐりなどで唐突に吹き出してしまうときは仕方がないが)、人とのコミュニケーションにおいては楽しい、面白い内容など「笑うとより盛り上がる場面」や自分にとって面白くはないが悪いことではない「笑って流しておく場面」と、相手や世間にとって深刻な、暗い話や静かな空間など「笑わない方がいい場面」を見極め、笑いを適度にコントロールしたほうがよいだろう。
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