概要
『緋色の椅子』とは、LaLa DXにて2002年1月号~2004年7月号に掲載されていた緑川ゆきによる漫画作品。全3巻。
あらすじ
小さな村、ニオルズに住むセツは、村で行われた武術大会で優勝し、念願の王都バーゼンへと向かう。
そこには数年前に別れた、幼馴染みのルカが新たな王、ルカリア陛下となって玉座に腰を下ろしているからだ。
王の妾腹の子であったルカは、王と敵対するバジ一族に対抗するべく、王室から迎えに来た男・カズナと共に玉座を守る為にセツを残し故郷を離れたのだった。
ルカの元気な姿を一目だけでも見たい。その願いが漸く叶うと思われた……。
が、遠目ながらも目にした幼馴染みの彼は別人であった。
そう、替え玉だったのだ。
替え玉のルカリア陛下の話によると、本当のルカは王都へ向かう途中で暴漢に襲われ行方不明らしい。
彼は一体どこに行ったのか?
――そうして、セツのルカを探す旅が始まった。