「ぼくはね、えへ!み~んなの弟だよ~!……邪魔するヤツは全員ブチノメス!!」
プロフィール
概要
色んな部員に甘えまくる、甘えん坊な弟キャラで毎日を過ごす翼白高校1年生。
相手をしてくれないヤツ、否定や邪魔するヤツは『ユウキブラックリスト』に登録する。
登録者に対しては口調が悪くなり、物凄く腹黒い性格になる。サッカー部に入部したのも優しそうなお兄ちゃんがいっぱいいるからとのこと。
だが稀に見せる寂しい瞳の正体は誰も知らない。
元々はとある理由で医者志望だったため、成績は良く英会話もお手のモノ。
だがわざと甘えたい為にわからないフリをするなど、計画力は本当に人一倍凄い。
ネタバレ
ユウキがサッカー部に入った理由は別の高校(蒼空高校)のサッカー部にいる兄・羽津コウキに会うためだった。
ユウキは幼い頃から兄コウキを慕うお兄ちゃんっ子だったが、コウキは両親が希望する学校に進学できなかったことで両親から見放され、両親の期待は弟のユウキに向かい、コウキは家庭内で孤立して家を出て行った。両親からコウキと同じ蒼空高校に入ることは猛反対されたユウキは翼白高校に入学して、蒼空高校のサッカー部に入ったコウキに会うべくサッカー部に入った。
その一方で、ユウキは周囲の部員を「お兄ちゃん」と呼んで甘えることで、コウキがいない心の寂しさを埋めていた。
しかし、コウキは蒼空高校で相手チームのエースを追い込む(主に精神的なプレッシャーを与えて相手の心を徹底的に折る)冷酷なDFとなっていて、ユウキを敵視して拒絶する。そのことにショックを受けて絶望したユウキはサッカーをやめようとしたが、テオの説得で思いとどまり、コウキを元に戻そうと改めて決意した。
四和洲レイからは自分の腹黒な面を見抜かれていて、互いに「クソメガネ」「腹黒君」と呼び合って対立しているが、蒼空高校の一件で互いに理解している様子も見せている。
夜宵リョウからも本質を見抜かれていて、警戒しあっている関係だが、テオにサッカー部にとどまるように説得されたことを話す場面では、お互いに素直な表情を見せていたことから、心底嫌い合っているわけではない。