原作における二人の距離。
霖之助が魔理沙の実家で修行していた時期があり、その関連で知り合ったいわゆる幼馴染である。
ただし魔理沙が生まれる前に霖之助は独立しており、どのような経緯で初顔合わせしたのかは不明。魔理沙が実家を飛び出してからは用も無いのに霖之助の店を訪れており、店の雰囲気を気に入っているようである。
東方香霖堂四話『霖雨の火炉』において、魔理沙と霖之助の関係を掘り下げるエピソードが紹介される。その中で椅子に座った霖之助の膝の上に、幼い魔理沙が座る絵が使用されている。霖之助が苦笑気味の表情であることから、魔理沙の方から座ったと推測出来る。
以上のように非常に気安く、魔理沙が信頼を寄せ、霖之助も何かと世話を焼く様な関係、俗っぽく言えば『近所のお兄さん』と『そのお兄さんに何かと世話を焼く妹分』の様な関係である。
絵の構図と傾向。
座っている霖之助の膝の辺りに、魔理沙が座っていたり寝転がっていたり膝枕してもらっていたりして身を寄せている。これを撫でたり抱えていたりさせるがままにしていたりして受け止めている霖之助という構図が殆どである。ごく少数だが魔理沙が膝枕をしている絵も存在する。
なお膝の「上」に乗っていなくても、椅子に座るが如く背を預けていればタグとしてOKで、重要なのはその両者の密着ぶりにある。
また、霖之助はそんな状況でも読書を続行している場合が多く見られる。
日常の光景といわれる所以はそこにあるのかもしれない。
描く人によって『仲のよい家族のような』ほのぼのから『お前らもう結婚しろ』というゲロ甘まで様々である。
いずれにしろ、割り込むことが無粋とすら思える光景に、人はそこに聖域を見出すことだろう。
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