概要
公明党が自民党と共に政権運営をするようになったのは、1999年10月5日から始まった小渕第二次改造内閣から(ただしこの時点は自由党を含む自自公連立政権)。
この際には公明党議員の續訓弘が入閣し、総務庁長官に登用された。
自民党が公明党と連立を組んだ背景には参議院で自民党が過半数割れとなってしまったのでねじれ国会対策で自由党の十二議席のみでなく、公明党の二二議席も汲み取ろうとしたことがある。
2000年4月1日以後は自由党から分裂して結成された保守党(後に保守新党)が自由党の代わりとして、自公保連立政権となり、2003年11月21日に保守新党が自民党に吸収されることで自公連立政権となった。
以降自公下野の2009年9月16日まで連立政権として政治を担い合い、2012年12月26日から再び連立政権として政権復帰した。
自公連立政権の特徴として、国土交通大臣が公明党議員から輩出されやすい傾向にある。
2004年9月27日-2008年8月2日と、第二次安倍内閣(2012年12月26日)以降から現在まで公明党議員が国土交通大臣を担当した。
公明党が宗教団体の創価学会を支持母体としていることから政教分離の観点から批判されることもある。
議席
第42回衆議院議員総選挙では自民党233、公明党31(2000年6月25日 第一次森内閣)
第43回衆議院議員総選挙では自民党237、公明党34(2003年11月9日 第一次小泉内閣)
第44回衆議院議員総選挙では自民党296、公明党31(2005年9月11日 第二次小泉内閣)
第45回衆議院議員総選挙では自民党119、公明党21(2009年8月30日 麻生内閣)
第46回衆議院議員総選挙では自民党294、公明党31(2012年12月16日 野田内閣)
第47回衆議院議員総選挙では自民党291、公明党35(2014年12月14日 第二次安倍内閣)
第48回衆議院議員総選挙では自民党284、公明党29(2017年10月22日 第三次安倍内閣)
第49回衆議院議員総選挙では自民党261、公明党32(2021年10月31日 第一次岸田内閣)