概要
初代から基本的にこの二人組で行動しており、良樹があゆみに惚れているためそういう描写もある。
・・・が、あゆみは主人公の持田哲志に片想い中であり、良樹の気持ちを知らないため、度々グサッとくる言葉を吐くことも。また良樹が意を決して告白するとWrongENDになり、基本的に死ぬことでしかあゆみに振り向いてもらえないのがセオリーとなっており、色々と報われない。
ただしガンガンJOKERの漫画版では告白しても連載終了後も存命中であり、あゆみを無意識に赤面させるなどあゆみからの好感度も高く、今のところ一番報われている。
もっとも、連載中の構想段階では良あゆの見せ場がもっとあったらしいとのことだが、尺の都合上(全十巻)描写ができなかったとのことらしい(無駄に多い名有りやられ役が多くオミットされ整理されてもいる)。
コープスパーティーイフ(ifPE)
ちなみに初代Dエンド後を扱った二次創作である『コープスパーティーイフ(ifPE) 』ではあゆみ(死霊)の「自分を助けられなかった良樹が苦しむ様子を見て嬉しかった」「でも他の女によってその苦しみを忘れていくことが許せなかった」という独占欲のようなドロドロした感情も描写されていたりする。
・・・どちらかが死ななければあゆみの感情は良樹に向かないという点では共通認識のようだ。
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ついに…!!
※ここから先は『コープスパーティー BLOOD DRIVE(以下BD)』(天神小学校完結編)のネタバレとなります。
コープスパーティー BLOOD DRIVE
BDではあゆみが女主人公となっており、付随するように良樹も主人公のような立ち位置になり序盤から二人で行動して危険な目に遭う場面が多い。そしてついに、あゆみの感情が良樹へ向き始める。
ピンチになったときには真っ先に良樹の名前を呼んだり、頭を撫でられたことを覚えていて支えにしていたりと良樹歓喜の内容であり、終盤でのあゆみと良樹の会話はファン必見のものである。
ラストもこの二人で締められるが、あゆみが魔女に片目を奪われた上に涅槃で犠牲になった者達の存在を取り戻す為に涅槃を食べた代償によりあゆみは精神崩壊を起こしており目も虚ろで喋ることすらままならない状態である。天神小学校の犠牲者の存在を取り戻した代わりにあゆみと良樹は全員の中から存在が哲志グループから完全に消えており、お互いしかその相手を覚えていない。
篠崎あゆみを忘れないように涅槃を食べたと思われる良樹があゆみを護る為に闇の書物「ブックオブシャドウズ」と何らかの取引をし、他にも様々な代償を受けたと思われる。
なお、桐谷御簾徒の遺体から「死逢わせの石」を取り戻し一度『涅槃』から『現実世界』に脱出したり、『篠崎家を形成した涅槃』に転移したりした模様。
しかし今後も良樹とあゆみ一緒に居続ける(ついでに喋る書物ブックオブシャドウズも)事は確定しているため、そんな状況ではまだ救いのある終わり方なのかもしれない。
二次創作のフリーゲーム『コープスパーティーSheep's_March』では篠崎家の家にいつの間にいた女がなりゆきで霊能探偵に悪霊退治を依頼している(どうやら良樹が涅槃関連でその人物を『涅槃に形成された篠崎家』に直接召喚した模様)。
良樹と車椅子生活で意識を失っているあゆみの他に篠崎護月に似た老婆と涅槃を食べる謎の少女『あーちゃん』(黒い服の少女サチがベース?)と篠崎ひとえ に似た女性も良樹と共に篠崎家に住んでいる(恐らく闇の書物「ブックオブシャドウズ」が意識不明の篠崎あゆみを護らせたり、世話させる為に召喚した存在と思われる)。
良樹は依頼主の状況を理解する為に時間を遡って依頼主の学校に数年纏めて3人転移するなどさらっと人間離れした行動をとれるようになっている(篠崎サチコが使っていた黒魔術の時間転移と同じく『確定運命』されていて99%死亡が繰り返し確定する模様)。
2013年の続編チャプター1で開発中止(打ち切り)となった続編『2』の冒頭にも二人が登場するがあゆみの意識は戻っておらず、本当のハッピーエンドはまだ先である。
10年の沈黙を破って作り直される2024年発売予定のコープスパーティー2は開発中止が二度あることは三度あるか、三度目の正直となるかどうかは現時点では不明である。