『不機嫌なモノノケ庵』の芦屋花繪(あしやはなえ)と藤原禅子(ふじわらぜんこ)のカップリング。同級生同士、妖怪を通じて出会った男女。
出会い
コミック2巻(話の流れ的には1巻から)五の怪『禅子』
アニメ1期 三の怪『禅子』
禅子の実家である青流寺にて出会う。はじめ、禅子は芦屋のことをコソ泥、芦屋は禅子のことを小学生だと思っていた。実際、禅子は作者であるワザワキリ先生によって「体格は小学五年生くらい」と設定されている(コミック6.5巻p54)
芦屋は物怪庵の依頼人であるミツチグラの面を取り戻すため青流寺に入るが、そこでひと悶着あり禅子と仲良くなった。この一件がきっかけで禅子は「妖怪のことは信じ難かったけど花繪のことは信じて良かった」「また花繪に会えるといいな」と芦屋に信頼を寄せるようになる。また、芦屋も話をしていく中で禅子はきっと思うほど強くない、と禅子の内面を見抜いている。
関係
公式で互いに恋愛感情を向けている描写はコミック12巻の時点ではない。
しかし、出会い当初から芦屋が禅子の頭をなでたり、ヤヒコ登場時には人一倍禅子を心配したり、同じくヤヒコ登場時のかくれんぼでは禅子と2人行動で彼女のフードにしがみついていたりと距離は非常に近い。禅子も芦屋の前で少女らしい泣き顔を見せたり(父親を理解できていなかった自分への悔し泣きだが)、他クラスにいる芦屋を訪ねたりしている。
また、名前の呼び方は「禅子」「花繪」で、互いに下の名前で呼び合っている。
禅子父と芦屋
禅子と芦屋の出会い当初から愛娘につく悪い虫として敵視している父・藤原達磨。ミツチグラの笑い面に侵されながらも彼氏だったら殺スぞ!!と怒りを見せるほどの溺愛よう。しかもそこで禅子も「男友達(ボーイフレンド)だよ」と紹介したうえ、達磨の目の前で芦屋も「禅子」呼びしたためはたから見れば確かに彼氏を連れてきた娘の図である。
しかしその後、ヤヒコ事件で達磨の勘違いにより芦屋に霊感とお払いの心得があると勘違い。悪い虫の印象は完全に払拭されてはいないようだが、禅子は父と芦屋が少しだけ仲良くなったことに笑みをこぼし、芦屋を寺に招くことも増えた様子である。両親公認になる日も近いかもしれない。
その他
身長差
芦屋…170 cm
禅子…145 cm (差:25 cm)
誕生日
芦屋…12月21日
禅子… 3月20日
血液型
芦屋…A型
禅子…O型
余談だが、コミックの禅子は回を追うごとに綺麗になっている。