曖昧さ回避
概要
物語開始時に芦屋花繪にとり憑いていた妖怪。毛玉に手足が生えたような見た目で、鼻や口はなく無表情でしゃべらないが、再会してからは笑ったり怒ったりと表情豊かになる。
常に芦屋の肩や背中にいて、芦屋の方を見ている。
その見た目から芦屋には「モジャモジャ」や「モジャ」、安倍晴齋からは「毛玉」、立法からは「毛玉くん」と呼ばれる。
芦屋にとり憑いて大きさを変えていたことから芦屋は入学時から体調不良で保健室通いになり「保健室のハナエちゃん」の異名を付けられる原因になり、その後モノノケ庵の奉公人(バイト)になるきっかけを作った。
安倍曰く「人に飼われていた動物が死んで妖怪になったもの」で、そういった妖怪は死後も人に尾を振ったり芸を見せたりするがそのうち誰も自分を見ていないことに気付く。妖怪が見える者がほとんどいない現世にいる限りは孤独。だからモジャは、自分を無視しなかった芦屋に出会えて嬉しくなり、もう独りにはなるまいと殴られたり蹴られたり、乱暴に扱われても離れなかったのは無視されるよりマシだったから必死にしがみついていた、とのこと。
モジャの望みは「遊んでほしい」だった為、安倍と芦屋の三人でボール遊びをしたことで満足し、隠世に行く際、芦屋には「アリガトウ」と伝えるが、モジャの声だとは気付かれなかった。
その後隠世でヤクザじみた妖怪に絡まれた芦屋を助けようとして再会。その時怪我をしたため、亀薬堂でコウラとシズクの治療を受け、怪我が治るまではモノノケ庵に置いておくことになったが、立法に会った際に自分も奉公人にしてほしいとアピールして、正式に採用される。
声はアニメ1話と13話で諏訪彩花が担当しているが、1話では諏訪彩花は別の役も担当していてそちらの役でクレジット表記されており、モジャの役としては伏せられていた。