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天野恩紗

あまのおんさ

天野恩紗とは、漫画『ばくおん!!』の登場人物。
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プロフィール

誕生日4月2日
血液型A型
身長155cm
スリーサイズB76 W55 H83
愛車ヤマハセロー225W
CV内山夕実


概要

丘乃上女子高校1→2年。
バイク販売店「ニコイチモータース」の娘。
バイク部所属で、2年進級時に来夢先輩から部長を引き継いだ。

主人公・佐倉羽音のクラスメイトで、彼女をバイクの道に引きずり込んだ張本人。
きついくせっ毛がトレードマークで、鈴乃木凜からはモジャと呼ばれている。

実家がバイク店だけあってバイクの知識は豊富で、バイク部のメンバーの相談役であるとともに、読者への解説役を担う。
一方、毒舌でもあり、スズキ車をこき下ろして鈴乃木凜をからかったり、自転車を糞味噌にけなして一部読者の反感を買うこともしばしばである。おしゃべりが災いしていらぬトラブルに巻き込まれることもしばしば。
若年にありがちな偏った持論を語る癖があるが、周囲からはスルーされている。

バイクの知識はあるがたまにどこか抜けており、鈴乃木凜のオカルトチューニングを嘲笑している裏で自分も眉唾物のオイル添加剤を使用していたり(※1)、KTMを知っているのに国をオーストラリア(正しくはオーストリア)と勘違いしていたりする。

バイクのことを語る際にポエミーなセリフを連発するロマンチスト。義理人情に篤い面もあり、父のバイク店の実態を知っていながらも自分たちを育ててくれた店を嫌いになれないでいる。また、羽音が「恩紗を信じてニコイチモータースでバイクを買う」といった際には、その期待にこたえるべく一人でホンダCB400SFの納車時整備を行った。

小遣い稼ぎのために自店商品の宣伝動画をネットにアップすることがあり、その際のハンドルネームはみるきいキャンディ

スズキ車をダサいと公言してはばからないが、一度鈴乃木凜のよだれを知らずに舐めてしまい、スズキ車が好きでたまらなくなる新種の細菌・ホンダ菌に感染したことがある。

名前の由来

ヤマハのシンボルマークである音叉から。
なお、ヤマハ発動機とヤマハ株式会社では音叉マークやロゴに差異がある。

愛車

ヤマハ車にこだわりがある。とはいえ、SR400に他社のエンブレムを貼り付けるといったヤマハファンとは思えない行動を取ることもあるため、こだわりの程度は不明。
スクーターはバイクではなく移動の道具と主張するが、トリシティが登場した時は見た目のインパクトから興味を示した様子が見られる。

オーストリアのメーカー・KTMを絶賛することも多いが、これはKTMが『ばくおん!!』とコラボしているというメタな都合によるものである。
三ノ輪聖が免許を取得した後は、その役割は彼女に移行しつつある。

ヤマハセロー225W

バイク部唯一のオフロード車(※2)。実家のバイク店が劣悪なバイクばかり扱うため、彼女のバイクも部品取り車の部品を寄せ集めたもの。キックスターターがついているが、初期型を除いてセロー225はセルスターターが標準装備となっており、キックはオプションである。部品を寄せ集めた際にキックが付いていたエンジンを使ったのか、組み上げた時ないしその後にキックを取り付けたのかは不明。
整備が行き届いているが、元が元だけに冬場はエンジンの掛かりが悪くなる。第1話では免許取りたてということもあってN芋(※3)をやらかした。
軽く、車高が高いバイクであるため横風に弱く、東京湾アクアラインでは1車線分あおられたことも。
足つきを良くするためにサスペンションをヘタらせており、中野千雨がまたがった際は「怖くてコーナーを攻められない」と言われている。

旧式である上に状態はよくないが、彼女はセローに愛着があるらしく、OVAでは缶コーヒーのおまけがセロー250であったことを不満そうにしていた。

TZR250-3MA

3MA レース仕様


通称「サンマ」。文化祭のレーシング大会に参戦する際、父からを借り受けた。
後方排気と呼ばれる独特のエンジン配置はメーカーも匙を投げるほど扱いづらいものだったが、恩紗の父はこれを速く走れるようにしようと20年間苦闘しており、そのかいあって彼女は2ストロークエンジンの魅力を知ることになる。

レース車だった頃の名残で、フロントカウルにスポンサーだった日本たばこ産業「峰」のロゴが大書されている。

家族

恩紗の父

男手一つで二男一女を育てた天野家の大黒柱であり、バイク店「ニコイチモータース」店主。名前は不明。
恩紗に遺伝した立派なモジャ毛と、遺伝してほしくない立派な禿頭(※4)を持つ。

20年前はレーシングチーム・チーム天野のメカニックだった。前述のTZR250-3MAを、レースで勝てる形にしようと苦心した過去を持つ。
鈴乃木凜の父をはじめ、チームの元メンバーとの仲は今でも良好であり、他にもライダーの友人が大勢いることから、店はともかく人柄は評価されているようだ。

性格はいい加減で、普段は整備もせずに寝っ転がってゲームをしている。
整備については納車日までに、家までたどり着ける程度に行うというポリシーで、恩紗に呆れられている。

しかし、逆に言えばそれは水没車であろうと顧客に気づかれないレベルで整備が可能ということでもある。現に、鈴乃木凜が乗るカタナ400は彼女の父がニコイチモータースで購入した水没車だが、16年以上経っても動作している。
前述のとおり20年落ちの3MAをレーシング仕様で整備できる技術を有するなど、並外れたレストアの技術があることが伺える。

一方で部品取りの残りとは言え程度のいい純正タンクを羽音にタダで譲ったり、圧縮ヌケもないスズキ スーパーフリー90(※5)を1万円で売ってしまうなど、商売っ気もない

今は見る影もないが若い頃はそれなりのイケメンで、当時の彼を知っている人間は恩紗を見ると「父親にそっくりだ」と言うが、恩紗はそれを死ヌ程嫌がっている。ちなみに、禿げた理由には来夢先輩校長が関係しているらしい。

ヤマ坊・ハー坊

恩紗の弟たち。アホ毛が2本出ている方がヤマ坊で、1本がハー坊。それぞれ5歳と4歳であり、双子のようによく似ているが、年子。
姉が大好きで、一緒にお風呂に入るばかりでなく「お姉ちゃんは僕たち二人のお嫁さんになる」とまで言っている。
恩紗が下の毛を剃っているのは、風呂の中でむしられるためらしい。

アニメでしゃべっているが、兼ね役のため11話でようやくクレジットされた。

ニコイチモータース

恩紗の父が経営するバイク店。
店名の「ニコイチ」が示すとおり極めて杜撰な整備や経営を行っており、近所のみならずインターネット上でもワースト1位を争うほど評判が悪い。曰く「悪質バイク店東の横綱」。

一応補足しておくと、本来の店名は「ニコニコイチバンモータース」だったものが省略されて「ニコイチ」になった。

価格は非常に安いが状態は最悪で、コスト削減のためと称して展示車両に整備を行っていない。
水没車や事故車をその事実を隠して平気で売り、オドメーター(※6)の巻き戻しなども行っている。

恩紗は父への恩は感じていてもこんな実家を恥ずかしく思っており、佐倉羽音がバイクを買おうとした時は一度止めたほどである。
しかし、恩紗や父の人脈からこの店を利用する客もごく一部存在し、得体のしれないバイクであることを承知のうえで購入することもある。
バイク部の面々も、自車に何かあった時には整備や修理を依頼することが多い。
また、ヴィンテージ車や外車など、同規模の他店では手に負えない修理を請け負うこともある。

ヤマハ正規代理店であるが登録を抹消されており(※7)、店の看板にはYSPの文字を剥がした痕がある。

プロトタイプ

連載開始前に、作者・おりもとみまなによるコンセプトイラストとして彼女の原型となったキャラが投稿されている。
「天野恩紗」タグがはずされているため恩紗本人ではない可能性があるが、構想の早い段階で「ヤマハ・セローに乗るモジャ毛の女子高生」を登場させようという方針は決まっていたようだ。

新連載のコンセプトイラスト



更に遡れば、チェンジH収録作品の主人公が原型の可能性がある。(まさかの配役!)

10/15発売チェンジHパープル掲載のグッドモーニング,ちんちん



関連イラスト

ヤマハのバイクにまたがっているイラストが多いが、作中ではスポーティな水着を着る事が多いため、水着イラストも人気である。

ヤマハ・ビーノ
2015年年賀状


センシティブな作品



関連タグ

ばくおん!!

YAMAHA セロー

注釈

※1…実はどっちもオカルトどころか詐欺。ホットプラズマ・ガンスパークはコンデンサーの蓄電時間の分点火タイミングが遅れるため、特に定格回転数の高いバイクや軽自動車では逆効果。オイル添加剤の多くはオイルの粘度を下げてエンジンやギアの抵抗を下げようとするものが多いが、その結果油膜切れを起こしてエンジンやミッションを痛める物が多い。つまりフィーリングかわるのは確かなんだが、悪い方向に変わっているのである。ちなみにどちらも王道のチューニングがあり、点火系なら点火タイミングの適正化とプラグコード交換(ヘンな機構を持っているものではなく、単純に電気抵抗が低いもの)。オイルに関してはそもそも最初から良いオイルを入れろというだけの話。

※2…セローのコンセプトは厳密に言うと、「長距離移動が楽なオフロードベースのツアラー」であり、4輪車で言うところのクロスオーバーSUVに近く、極限で攻めるマシンではないがオンロードが苦手というわけではない。本来ならな。反面、標準シート高は830mmとオフロード車としては若干高い。その性格が買われてレスキュー隊や白バイにも採用されている。

※3…ギアがニュートラルに入っているのに気づかずにアクセルを回してしまい、空ぶかしになること。信号待ちの際にニュートラルにしたのを忘れていた場合と、1速から2速にシフトアップする際に間違って途中のニュートラルに入ってしまう場合の2パターンがあるが、恩紗がやらかしたのは前者である。「芋」とは、2chバイク板で信仰されている失敗の神様・芋神様のこと。この時、作中の恩紗のように無理やりギアを入れようとするのは危険。エンジンの回転数が落るまで一拍置こう。ちなみにN芋とは言わないが、4輪でも同じ。

※4…ハゲには原因のひとつに男性ホルモンの作用があるが、女性でもハゲる人はハゲる。この特徴から年配の男性がハゲると思われがちだが男性のハゲは更年期に入る前の30から40歳のうちにハゲ出す人が多いのに対して、女性は更年期に入る40代後半以降に薄毛になる例が多い。

※5…スーパーカブの発売後に他社が出したパチモンカブの1つ。恩紗は呆れていたが、この状態なら持っていくところに持っていけばプレミアが付くほどの低年式希少車。このエピソード回はスーパーカブ世界累計1億台記念として書かれている為スーパーカブageだが、スズキの2ストエンジンつったら栄えあるSJ30ジムニーの心臓LJ50の血統だろ。なお、スズキはスーパーフリーの後継車として4ストのバーディを出すが、「スズキの2スト車」の定評から50ccのみ2ストの「2サイクルバーディ」を発売していた。

※6…そのバイク自動車が完成してから今までの累積走行距離を示すメーター。中古車を買う場合走行距離は重要な判断要素であり、メーターの巻き戻しは通常できないようになっている。仮に何らかの方法で行った場合、重大な信用失墜につながる……というか、公取委消費者生活センター案件
但し、メーターが1周した場合やスピードメーター自体を交換した場合は例外。その際は良心的な中古車店(2輪、4輪とも)ならばその旨を伝えてくれる。
ちなみに、ユーザーが任意でリセットする方の距離計はトリップメーターと言う。

※7…これも一応補足しておくと、かつては「YSP」はヤマハ新車ディーラーであれば名乗れたのだが、現在はヤマハの認証制になったため、他社の特約を優先して返上した店舗も少なくない(この人の実家みたいなところとか)。ニコイチモータースの場合はおそらく自業自得だが。この為凜も最初にYSPの文字が剥がされていることに気づいたときは別段気にしていなかった。

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