ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要

ヤマハ発動機1985年に発売したオフロードバイク。

車名はカモシカの意。


数値的なスペックに囚われず、初心者からベテランまで誰でもオフロードを楽しめるトレールバイクとして開発された。

開発のテーマの一つに「転ぶ」があり、実際に開発段階で転倒するテストを繰り返し、転んだ際のダメージを最小限に抑えるようデザインされている。

小柄な車体と低いシート高が特徴で、エンジンはパワーよりも扱いやすさを重視した225ccの空冷単気筒を搭載。


当時の軽二輪クラスはパワー競争の真っただ中であり、抜きんでたスペックを持たないセローの登場はある意味異質なものだったが、発売されてみると、取っつきやすくて気張らずに楽しめるコンセプトが市場に理解されてたちまち高評価を獲得。

非常に低燃費であることからツーリングにも適している他、足つき性と取り回しの良さから女性ライダーからの支持が厚い。


文字通り、万人に愛される傑作モデルであったが、キャラクターを維持したまま年々厳しくなる排気ガス規制をクリアするのは難しいという判断により、2020年に惜しまれながらも生産を終了した。


セロー225

セロー225Wと安斎千代美さん(アンチョビ姉さん)

セローの初代モデル。

先述の通り225ccの空冷単気筒エンジンを搭載。

4度のマイナーチェンジを経て2004年まで生産された。

リアのディスクブレーキ化、タンク容量の拡大、リアタイヤのチューブレス化など、シリーズを通しての変更点は多いので、中古車を検討する際は年式を確認することをお勧めする。


セロー250

セロー250×にとり (絵だけ)

2005年にフルモデルチェンジが敢行され、二代目へ移行。

本モデルはトリッカーをベースとしたため、排気量は250ccに拡大され、車体サイズも大型化した。

登場時はキャブレター仕様であったが、2008年モデルからインジェクションに変更。

2018年モデルからはLEDテールライトも装備した。


国内を代表するオフロードバイクとして長く愛される存在だったが、2019年末に生産終了が告示され、翌2020年にファイナルエディションを発売。

同年7月31日に最後の一台がロールアウトし、35年の歴史を終えた。


関連項目

バイク ヤマハ発動機 YAMAHA

TW200:エンジンベースを同じくする一台。


セローが登場する作品

関連記事

親記事

ヤマハ発動機 やまははつどうき

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 42588

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました