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概要編集

ヤマハ発動機1985年に発売したオフロードバイク。

車名はカモシカの意。


数値的なスペックに囚われず、初心者からベテランまで誰でもオフロードを楽しめるトレールバイクとして開発された。

開発のテーマの一つに「転ぶ」があり、実際に開発段階で転倒するテストを繰り返し、転んだ際のダメージを最小限に抑えるようデザインされている。

小柄な車体と低いシート高が特徴で、エンジンはパワーよりも扱いやすさを重視した225ccの空冷単気筒を搭載。


当時の軽二輪クラスはパワー競争の真っただ中であり、抜きんでたスペックを持たないセローの登場はある意味異質なものだったが、発売されてみると、取っつきやすくて気張らずに楽しめるコンセプトが市場に理解されてたちまち高評価を獲得。

非常に低燃費であることからツーリングにも適している他、足つき性と取り回しの良さから女性ライダーからの支持が厚い。


文字通り、万人に愛される傑作モデルであったが、キャラクターを維持したまま年々厳しくなる排気ガス規制をクリアするのは難しいという判断により、2020年に惜しまれながらも生産を終了した。


セロー225編集

セロー225Wと安斎千代美さん(アンチョビ姉さん)

セローの初代モデル。

先述の通り225ccの空冷単気筒エンジンを搭載。

4度のマイナーチェンジを経て2004年まで生産された。

リアのディスクブレーキ化、タンク容量の拡大、リアタイヤのチューブレス化など、シリーズを通しての変更点は多いので、中古車を検討する際は年式を確認することをお勧めする。


セロー250編集

セロー250×にとり (絵だけ)

2005年にフルモデルチェンジが敢行され、二代目へ移行。

本モデルはトリッカーをベースとしたため、排気量は250ccに拡大され、車体サイズも大型化した。

登場時はキャブレター仕様であったが、2008年モデルからインジェクションに変更。

2018年モデルからはLEDテールライトも装備した。


国内を代表するオフロードバイクとして長く愛される存在だったが、2019年末に生産終了が告示され、翌2020年にファイナルエディションを発売。

同年7月31日に最後の一台がロールアウトし、35年の歴史を終えた。


関連項目編集

バイク ヤマハ発動機 YAMAHA

TW200:エンジンベースを同じくする一台。


セローが登場する作品編集

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