概要
前が二輪、後ろが一輪の所謂リバース・トライクである。
道路交通法上は二輪車扱いのため、運転には排気量に応じた二輪免許(AT限定以上)を要する。
ヤマハが提唱する「LMW(リーニング・マルチ・ホイール)」の第一弾。
一般的なトライクは駆動輪が常に直立しており、自動車のようにハンドルで曲がるが、LMWは通常のバイクのように車体を傾斜させて曲がるトライクである。
そのため、自立する事は出来ず、停車時は必ずスタンドを立てる必要がある。
また、タイヤが多いからと言って転ばないわけではないので注意。
2014年に原付二種のトリシティ125が、2017年には軽二輪のトリシティ155が、2020年には普通自動二輪のトリシティ300が発売された。
構造の複雑さから価格は高めだが、セールスは好調で、神奈川県警・愛知県警・大阪府警など警察の白スクーターにもスーパーカブの代替として多数が採用されている。
本車で培ったノウハウは、LMW第二弾の大型バイク、ナイケンへと活かされた。
関連項目
大島優子:発売当時のイメージキャラクター。