CV:日笠陽子
概要
丘乃上女子高校校長。本名は不明。
年齢は不明だが、後述のプロフィールから30代後半と推測される。
20年前は丘乃上女子の生徒であり、バイク部部長を務めていた。
バイク部部員でレーシングチーム「チームバージン」も結成しており、中野千雨の父・中野欽矢とサーキットで競い合ったこともある。
当時から在校していた来夢先輩の後輩で、当時は彼女を使い走りのようにしていた。
昔はモテていたが、それをいいことに言い寄る男たちを袖にしているうちに結婚適齢期が過ぎてしまい、いまだに独身。
レースでの整備不良による事故以来、「女子高生は好意からバイクを爆発させてしまう生き物」としてバイクからは遠ざかっていたが、バイク部が復活し、来夢先輩がまだ在校していることを知ってからは、部を彼女に託して自分もバイクに乗るようになる。
推定30代で私立高校の校長になるなど、教員としては優秀な人物のはずだが、文化祭で賭けレースを許可した上に親の年金を借りて全額つぎ込むなど、教員にあるまじき問題行動を起こすこともしばしば。
バブル崩壊後の不動産不況で就職する必要に迫られ、本田技研工業と思しき企業を志望するも不採用となり、代わりに教師になった。
愛車
80年代のバイクブームを現役で経験しているため、当時の人気車両に詳しい。
ただし、それ以降バイクの情報に触れていなかったため知識がそこで止まっている。
リターンライダーになってからは大型免許を取り、BMWの高級車を愛用している。
ホンダ・NSR250R('88年式)
20年前の愛車。
来夢先輩に勧められて購入したものの、レーサー仕様車に保安部品をつけただけであるため、乗り心地やライトの視認性が悪く、当初は気に入っていなかった。
ところが、NSR乗りにとってはその仕様こそが憧れだと羨ましがられ、その後は彼女の自慢となった。
しかし、20年経って合コンでそのことを自慢したところ、'88年式の良さが誰もわからなかった上に歳がバレてハブにされてしまった。
リターンライダーになったときもNSR250の新車を買おうとしていたのだが、とっくの昔に生産終了していたためにディーラーに笑われてしまい、BMWに乗り換えることにした。
BMW・K1300R
220万円。私立高校校長の財力に物を言わせて現金一括で購入した。
当初買おうとしていたNSR250をホンダディーラーに笑われたことから、「金を持っているライダーを笑わない」という理由でBMWを選択した。
フロントサスに独自のデュオレバーを採用しており、ブレーキ時にフロントが沈み込まない。
分解するとコンピューターに記録が残り、新車保証が受けられなくなるため、正規ディーラーのメカニックにしか整備ができない。
しかし、ある程度の地位を得たたづ子は、金を使ってすべて他人任せにすることに喜びを感じており、自分を「どんな些細な事でもディーラーに通ってお金を落とす正義のライダー」と称している。
20年前、来夢先輩にGPZ250Rの35色コンプリートを見せつけられたたづ子は、聞きたくもない自慢に付き合わされたことを今でも根に持っており、彼女に自慢する目的で、ZX-12Rよりも排気量の大きいバイクを購入した。
アニメではBMWの協賛がないため名前が登場しないが、デザインはロゴ以外ほぼそのまま。
関連タグ
山中さわ子 元ネタの一人と思しきキャラ。主人公と同じ部活に所属していたOGの先生つながり。