概要
カクロスプロジェクトのキャラクター、蒼絶王のこと。
二次募集時追加されたキャラクターの一人。
外見
かなり短めなアシンメトリーの前髪と、同じくショートカットの銀髪は先端が金色に染められている。左腕の袖は肩まで捲っており、見えた腕からは黒い薔薇の刺青が入っているのが見える。
目と同じ深紅のイヤリングは片耳にのみつけている。
プロフィール
名前(読み方) | 蒼絶王(つぁんじーわん) |
---|---|
年齢 | 18 |
出席番号 | 18 |
能力 | 死霊操作 |
代償 | 不明 |
身長 | 185cm |
一人称 | オレ |
二人称 | ※お前、貴様、名前呼び捨て |
三人称 | お前ら、貴様ら |
誕生日 | 10/30 |
好きなもの | 素直に言う事聞く奴、歌、魚、甘いもの |
嫌いなもの | 弱虫、面倒事、嘘、辛いもの、肉(ただしベーコンは除く) |
※レオーネに対してのみレオという二人称を使用する場合もある
詳細、性格、人間関係について
口調はかなりきつく、重度の無愛想。
やや自己中心的で偉そうな態度をとることもしばしば。完璧主義者なのは過去の経験からくるもの。自分に関する事なら何でも完璧であろうとするあまり本当に血が滲むまでの努力をするという努力家な一面も。
きついイメージが大きい反面、ヨーロッパ系の外見と明らかに中国人な名前の違和感をかなり気にしているという案外可愛い悩みを持っていたり。
ちなみにそのギャップは絶王がイタリア人と中国人のハーフであることから生まれている。
片方の親がエクソシストであったため、その職業と様々な想いを継いで現在も霊を祓ってまわっている。
金と銀が混ざった髪は自身の手によって染めたもの。
『自分を変えたい』と願う絶王の意志が現れている箇所の1つ。
尚、公開当初は髪が長く、高い位置で一本結びにしていた。
人付き合いは非常に苦手であり、つい近寄ってくる人にきつく当たってしまう癖があるが、それらは全て過去に交わした『契約』が原因なのだという。
また、レオーネにはある事件(?)以来好かれており、どこへ行くにも一緒にいるのを見かける。
人間関係の中でも特に女性との関係が苦手。
恋愛感情についても不器用で接し方がいまいち分からないため、余計に無愛想に接してしまっている。
しかし根はかなり優しい。
能力について
絶王の能力は『死霊操作』。
死霊とは言っても妖精や精霊なども操れる。
職業上悪霊は仲間にできないがその気になれば操れることには操れる。(その代わり暴走を起こしたりする)
本人も気が付かないうちにこの能力を手にしていたため失った“何か”は不明である。
過去について
幼少期
昔は家族3人でイタリアに住んでいたが、性格の悪い両親から生まれた彼は弱虫で泣き虫に育っていた。
エクソシストの仕事は親の影響で幼い頃からやっていたが、生まれたときから幽霊が見える体質だったためそれだけは怖くなくて、職業上気味悪がられて嫌われてばかりだったのでむしろ幽霊しか友達がいないほどだった。
だが幽霊と仲良くしていると分かるとエクソシストの落ちこぼれとしてさらに人がよりつかなくなった。
そんなある日父が悪霊に取り憑かれ、村の人を皆殺しにしてしまう。
我に帰った父親は発狂し、その数時間後に自殺した。
村に1人取り残された少年は己の無力さを知り、自分がもっとちゃんとしていれば良かったのにと何度も後悔し、もう何も失わないようにと倒れるくらい毎日毎日努力した。
数週間後、村にあった本などは全て読み尽くし行く宛も無くなっていた彼の元へある手紙が届く。
『日本で待ってる』
そう書かれた、送り主不明の手紙が。
黒薔薇の契約
日本への旅を続ける途中、絶王はある廃れた村で足を止める。
その村は悪霊のせいで不景気や食料危機などが続いており、そこで出会った少年に昔の自分を重ねた絶王はその村を救うと決心するのだが、当の霊はおまえに私は祓えないの一点張りで、実際彼には祓えなかった。
どうすれば出て行くかという問いにはお前の命を差し出せばと返答され、自分の決意を曲げるのが死ぬほど嫌な絶王はその条件を即答で呑んだ。
契約の証として渡されたのが今もつけている赤い三角形のイヤリング。
それをつけた瞬間薔薇の刺青が左腕に現れ、それが浸食しきったら左腕は一切動かなくなり対象が右腕に変わる。
右腕が終われば左足、左足が終われば右足に薔薇が浸食する。右足を浸食しきったらその命を貰い、そこまで到達したらもう二度と悪事はしないという契約を、彼は見ず知らずの村の為に交わした。