ゲーム内でのペア名は「因縁の相手」である。
(ちなみにPrid’sの一色葵とHot-Bloodの加賀谷蓮のペア名が「天敵はただひとり」となっているが、このただひとりの天敵はPrid’sの櫻井百瀬を指す。)
容姿ではお互い左右対称に泣きぼくろがあるのが共通点。
公式の相関図では加賀谷から櫻井への矢印に「天敵」。櫻井から加賀谷への矢印には「大親友♪」と記載されている。櫻井は加賀谷のことを気に入っていると言える。詳しいことは以下の目次のエピソードをご覧いただきたい。
この二人は、所詮「クラスメイト」だけの関係でありそれ以上でもそれ以下でもない。オンエア!内ではユニットメンバーというのは勿論、幼馴染だったり、昔から知った仲であったり、兄弟や双子であったり、部活や部屋が一緒だったりという何か共通のレッテルがが各キャラに散りばめられている。
しかし加賀谷蓮と櫻井百瀬はクラスメイト以外にタグ付けのしようがないにもかかわらずユニットを超えペアにされることが多いのだ。
「素直でまっすぐで熱く煽り煽られ上手。でも繊細な男」と「常に余裕でかっこいい自分が理想。でもそれゆえ弱さと本音を隠す誰よりもプライドの高い男」
公式に価値観が真逆の天敵同士、と言われる二人だからこそ、凸凹のパズルのピースを合わせるように、互いに有無相通ずる因縁の相手なのかもしれない。
エピソード
メインストーリー
17話
櫻井百瀬が初登場する。「はじめまして、俺は櫻井百瀬。かがやんはあげないよ」と特待生に自己紹介。このセリフの前に櫻井は加賀谷の背中にアイスティーの氷をいれるいたずらをする。男子高校生らしいじゃれ方である。
27話
加賀谷が櫻井の部屋に来ると「かがやんがわざわざ俺の部屋に来てくれるなんて〜今夜は眠れないかも、俺。」と加賀谷をからかう。
Hot-Bloodユニットストーリー
14話
放課後にHot-Bloodと櫻井が出会った時に「かがやんのいない時間がほんの少しで済んだ」と発言。
櫻井が授業中寝てた時に加賀谷が渡してくれたメモを大事にしていることと、1年から加賀谷が優しくしてくれた記録をつけていると明かす。
いずれにも「気色悪い」といった態度の加賀谷だが、出発する時間になると「じゃーな、櫻井」と挨拶をするので、クラスメイトとしての仲の良さは窺える。
20話
櫻井は加賀谷にある噂を広めた犯人として疑われる。櫻井は誤解であるということを弁明した上で「俺は噂そのものにはたいして興味ないもん。かがやんに絡みたかっただけ」とのこと。それに対し加賀谷は「なるほど」と納得するので日常でもそのような関わりであると思われる。
23話
櫻井が加賀谷のことを「お前」と呼んだり、「童貞のくせにかっこつけんな☆」と笑顔で加賀谷に言うなど、今までは比較的優しい口調であるがこの回では加賀谷に対しての櫻井の素が見られるように感じる。(加賀谷は何故か童貞ということがばれている。なので加賀谷と櫻井は童貞とプレイボーイというペアなのだ)
これらのストーリー内の櫻井のからかうような好意の言葉に対して加賀谷は「気持ちわりー」「くたばれ」といった嫌がる反応だ。
しかしそれで加賀谷自身が櫻井のことを嫌っているか、と聞かれるとそうではないのが次のエピソードである。
2019年の櫻井百瀬の誕生日に公式LINEでキャラクターからメッセージがくるというサービスがあった。
1人目は青柳帝から3Lクラスのメンバー状況についてで、「加賀谷蓮:プレゼント選びに難航中
そういうわけで特待生、悩める加賀谷のプレゼント選びに付き合ってやってくれないか?」
2人目は加賀谷蓮からのメッセージであった。
「さっきは付き合ってもらって悪かったな。櫻井にあげるものなんか何日考えても思い浮かばねーし、特待生の意見が聞けてよかったわ。夜はユニットでサプライズパーティだって一色が張り切ってたから、櫻井には夕方屋上に来いって伝えてある。その前にまた合流しようぜ」
加賀谷は櫻井のプレゼントに何日も悩み、当日ギリギリまで悩み続け、特待生や青柳の協力を経てやっと夕方の屋上で渡すことができたのだ。加賀谷にとって櫻井はそれくらいのクラスメイトなのである。
(ちなみに同じクラス、別ユニットの青柳には「何も用意してねぇけど、とりあえずパンツでいいよな?」という雑な対応であった)
(このサービスには最後に誕生日パーティの小物などを実写の写真で誕生日キャラが送ってくれるというものがあった。櫻井から送られてきた写真の中に、花束がそっと写っていた。その花の色は赤色とピンクの二種類。個人的に調べた結果、赤色のアネモネ、ピンクのカーネーションであるように思う。解釈は読者に委ねるものとする。)