概要
CV:神奈延年
藤堂誓唯の双子の弟で鎌倉国立大学理系部2年生。
誓唯と共に橘一夏の家庭教師を務め、数学など理系科目を担当し、素粒子物理学や量子力学にも詳しい。
物静かな誓唯とは逆に陽気で気さくな人物。誓唯とはサッカー仲間でもあり、自身はエースストライカーとして活動。
その正体は黒城舞夏同様に木暮沙耶の分身で誓唯の死産した双子の弟を模している。
1984年6月15日生まれ。
作中での動向
本編開始の6年前、試しの子に選ばれた誓唯の案内人として誕生。誓唯と同じ湘南鎌倉学院に通いながら、彼を見守っていき、同じサッカー部でも活動。最後の試しで答えを出せなかったために沙耶に命を奪われそうになった誓唯を助けるために動き、それにより、誓唯と命を共有しながら生きていくようになる。
後に自分たちの教え子である一夏が試しの子となるも真実を言えず、苦悩しながらも見守っていたが最後の試しで正体を明かし、一夏と舞夏に感化されたことで舞夏同様に自身の命を誓唯に返却することで大鏡の欠片に戻った。
後日談OVAのクリスマス・イヴの日、ドイツに留学中の誓唯の前に現れ、2人でひと時を過ごした後、大鏡に戻った。
漫画版
本作オリジナルの第3話ではナオの母に1人で会いに行くことが怖い一夏の頼みを受けて、誓唯と共に付き添いをしつつ「大事なことは一夏ちゃんが自分の言葉で言うんだよ」という助言も送る。
本作では誓唯に命を返却するシーンが繪委の最後の登場となったが単行本収録の本作オリジナル後日談で舞夏が一夏に会いに来たように繪委も誓唯に会いに行ったと思われる。