概要
全部で12人おり、14歳の人間を試しの子として選び、神精霊の力が宿った二個一組の白と黒の勾玉を介して、試しの子に自分たちの力を使わせる。白の勾玉のほうの力は制御可能であるが黒の勾玉のほうの力は制御が難しい。
目的
その目的は試しの子に世界を見させることで「自分を消すか」「世界を消すか」のどちらかを選ばせるためでそれ以外の選択をした場合はルール違反と見なして、ペナルティを与える。
そうしているのは神精霊の上司(あの方と呼ばれている)だが、その正体は最後まで明かされることはなかった。
試しの子に関しては最初は藤堂誓唯、次に橘一夏が選ばれ、最終回エピローグではフランスに住んでいる幼い少女が新たな試しの子の候補とされた。
一夏と誓唯はどちらも選ばなかったためにペナルティが与えられた。誓唯は藤堂繪委に命を分け与えていくこととなり、一夏は命を奪われそうになるが黒城舞夏が自身の命を与える形で一夏は助かり、同様に繪委も誓唯に6年分の命を返却するのだった。
神精霊一覧
陽の神精霊
太陽を反映した神精霊。橙色の鎧を纏った男性の姿をしており、力は白い勾玉の橙色の部分に宿っている。
月の神精霊
月を反映した神精霊。緑の衣装と長い髪の中性的な人物の姿をしており、力は白い勾玉の緑の部分に宿っている。
地の神精霊
大地を反映した神精霊。茶色の衣装と目を隠せる帽子を纏った女性の姿をしており、力は白い勾玉の茶色の部分に宿っている。
水の神精霊
水を反映した神精霊。水色の衣装とフードに身を包んだ中性的な人物の姿をしており、力は白い勾玉の水色の部分に宿っている。
焔の神精霊
焔を反映した神精霊。橙色と赤の鎧と炎の髪が特徴の男性の姿をしており、力は白い勾玉の赤の部分に宿っている。
天の神精霊
天空を反映した精霊。青と白の衣装を纏った男性の姿をしており、力は白い勾玉の空色の部分に宿っている。
風の神精霊
風を反映した神精霊。黄緑と白の衣装と頭部に翼を有した男性の姿をしており、力は黒い勾玉の黄緑の部分に宿っている。
華の神精霊
華を反映した桃色の神精霊。桃色の衣装を纏った女性の姿をしており、力は黒い勾玉の桃色の部分に宿っている。
雷の神精霊
雷を反映した神精霊。紺色の衣装と黄色の仮面を纏った女性の姿をしており、力は黒い勾玉の黄色の部分に宿っている。
冥の神精霊
冥界を反映した深紫の神精霊。紫の衣装と覆面を纏った男性の姿をしており、力は黒い勾玉の紫の部分に宿っている。
海の神精霊
海を反映した神精霊。青い衣装を纏った海神男性の姿をしており、力は黒い勾玉の青の部分に宿っている。
鏡の神精霊
鏡を反映した神精霊。木暮沙耶の正体であり、力は黒い勾玉の灰色の部分に宿っている。