「このカメラで第13軍団の真実を丸っと記録して、絶対にスクープを撮ってやる!」
概要
短編「インヴェーダー潜入取材」の主役であり、インヴェーダー側の国家に属する諜報員兼フリーライター。
自称は「俺」、対称は「あんた」と言う。爆弾が生る花を持ち上げる怪力を持ち、浄化機関第13軍団の要塞門口に居る歩哨を退かせる機転が利く。
眼前で同胞の人体実験を見ても「特種に成る」と喜ぶ倫理に悖る人物であるが、捕虜の姉妹が行う手紙の遣り取りを手伝う誠実な一面も有る。
個人的な友にロバートがおり、彼に隠れ家の場所を教える程度には親しい。
動向
特種への昇格を目指し、不穏な噂が流れる浄化機関第13軍団の要塞に潜入して、下記の様々な情報を掴む。
- 「浄化機関第13軍団の要塞前に在る死体の山」
- 「捕虜収容所に於ける虐待」
- 「捕虜に食糧を与える兵士」
- 「兵舎の地下に居る正体不明の汚染生物」
- 「生体兵器を作る人体実験」
- 「汚染生物が残した物体」
- 「人類の味方に付いた汚染生物」
これらを「全ては人類のため、第13軍団のグレート・ウォー」または「【第13軍団の闇】あなたは、この真実を受け入れられますか?」という見出しの記事として作成・公布し、多くの市民の関心、そして富と名誉を手に入れる。
表彰式の前夜に祝杯を上げるが、記者の隠れ家にダークメイガスが訪ねて来る。
ダークメイガスは記者の有益な記事を称えるも、「知りすぎたが故もう利用価値が無い」と彼を洗脳し捨て駒に改造。
そのまま10章に於けるインヴェーダーの大規模侵攻に駆り出されるが、戦闘で正気に戻り、11章の攻城戦では敵側への取材を行う。
無論信用していない騎士からは写真を撮っただけで爆弾を投げられたが、自分に戦意は無いと伝え、戦争に於ける真実の告発を宣言して去っていった。