赤ちゃん恐竜ドゥーリー
あかちゃんきょうりゅうどぅーりー
「赤ちゃん恐竜ドゥーリー」は、大韓民国の漫画家キム·スジョンが子供の恐竜を素材にして、1983年から1993年まで漫画雑誌「宝島」で連載した漫画。
1987年と1988年にアニメシリーズとして韓国KBS1TVで放送された他、1996年には映画「赤ちゃん恐竜ドゥーリー 氷星大冒険」が上映され、2009年にはリメイク版が韓国SBSで放送された。
また、2023年には原作40周年を記念して、「赤ちゃん恐竜ドゥーリー 氷星大冒険が4Kリマスタリングで上映された。
あらすじ
恐竜の時代、ドゥーリーは毎日楽しく過ごしていた。ところがある日突然、エイリアンが現れ、ドゥーリーはUFOに連れ去られ母と離れ離れになり、現代にタイムスリップしてしまう。暫くして、ドゥーリーは川にいることに気付いた。そこにコ家の妹がドゥーリーを見つけ、コ家の一員となった。こうして、ドゥーリー達との生活が始まったのであった。
登場人物
ドゥーリー(둘리)
このアニメの主人公。恐竜時代からタイムスリップし、氷河に閉じ込められた状態でソウルの下町に漂着した。わんぱく盛りな緑色の恐竜の赤ん坊で、いつも周囲の者を困らせることをし、悪戯をしてコ家の父親キルドンに発見されては、いつも拳骨を食らわされる。だがヒドンの面倒を見たり、慰める等、心の優しい面もある。また、魔法を使える。「ホイッ!」という掛け声でおまじないをかける。
コ・ギルドン(고길동)
コ家の父親で大黒柱である。ドゥーリーに対しては最悪な関係で、ドゥーリーの悪戯にいつもイライラしている。
コ・チョルス(철수)
コ家の長男。
コ・ヨンヒ(영희)
コ・チョルスの妹。
マイコル(마이콜)
コ家のすぐそばに住んでいる、黒人系のハーフで歌手でもある。
ドーナー(도우너)
ドゥーリーの仲間の一人。金髪でピエロのような赤く丸い鼻をしている。彼はカンタッピアの惑星の王子で、過去と未来や様々な場所を行き来できる「タイムコスモス」というバイオリンに似た宇宙船のような機械を作った。
トッチ(또치)
ドゥーリーの仲間の一人であるメスのダチョウ。アメリカのラスベガスのサーカスでアフリカ生まれのダチョウの女王役を演じさせられていたが、サーカスから脱走した。
動画配信
現在はKBSが運営する、昔の様々な番組などを配信しているYouTubeチャンネルである옛날티비 : KBS Archive(イェンナルティービー)にて第1・2シリーズ全6話を視聴する事が出来る。