概要
コミック百合姫で2020年10月号から連載されている漫画作品。
作者はうたたね游。
2024年2月時点で単行本既刊4巻。
あらすじ
桜ヶ森高校社交ダンス部2年生の春間ききは背が高いためリーダー(男役)を務めているが、本当はパートナー(女役)を望んでいた。
ある日、ききは長らく組んでいた相棒からコンビ解消を告げられてしまう。
失意の中放課後に1人こっそりとパートナーのダンスを踊っていると、それを目撃した下級生の鳥羽見みちるが「私のパートナーになってください」と声をかけてくる。
登場キャラクター
- 春間綺希
桜ヶ森高校社交ダンス部の2年生。
名前は「きき」とひらがな表記されることが多い。
子供のころから背が高く、現在は172センチある。
体格のためにダンスではリーダー(男役)を務めるが、本当はかわいいものが好きで、パートナー(女役)を望んでいる。
- 鳥羽見みちる
1年生。ダンス歴は小学生から。
ルックスはまるでお人形のようにかわいらしい。
強気で、全体的にやや言葉が強め。
しかし、プレッシャーや不安に揺らいでしまうなど年相応な部分もある。
小柄だがリーダー(男役)を希望しており、ききとコンビを組むことになる。
- 合歓木紫苑
ききの物語開始時点での相方。
ききとは中学時代からコンビを組んでいたが、彼女にコンビ解消を告げる。
- 藤園モナ
紫苑の新しい相方。日本人の父とイギリス人の母を持つハーフ。
練習態度はやや不真面目だが、紫苑とのダンスの相性は良い。
- 蟹江純
社交ダンス部の部長。
- 一宮月子
社交ダンス部の顧問。
桜ヶ森高校の卒業生。
- 春間灯希
ききの姉。妹からは「ほま姉」と呼ばれる。
桜ヶ森高校の卒業生で、在校生時代は月子のパートナーとして活躍し、現在はプロ選手になっている。
用語
- カドリール
卒業式の日に、全生徒が組になって踊る行事。
当然社交ダンス部はその花形となる。
中でも選ばれた1組は特別なダンスを踊ることを許されるため、ききはこれを目指している。
そのためには年間通じて特に優秀な成績を残す必要がある。