概要
銀魂_THE_FINALの主題歌となったSPYAIRの楽曲。
タイトルである「轍」の意味は「通った車が道に残した車輪の跡」。
これまで長く続いていた銀魂という物語を歩んできた道のりを示唆しているように見える。
その為、全体的に明るい曲調だが、物語が完結するということや銀時と高杉の最期の別れということもあり、何処か寂しさ感じさせる哀愁を漂わせている。
しかしそれでも、今回の楽曲のテーマである「別々の道を歩んでも、共に歩んできた日々を忘れずにいる」のように、銀魂という作品そのものを心の中に残させる感じになっている。
余談
サムライハートと轍は対照的な歌詞になっている。
銀魂とSPYAIRが初タッグの時であったサムライハートでは『孤独が増してく』に対し、轍では『一人じゃない』になってる。
更にその間であったサクラミツツキでは、『孤独を分け合う事ができたなら』という歌詞である。
流れで言うならば
サムライハート→『孤独が増してく』
サクラミツツキ→『孤独を分け合う事ができたなら』
轍→『一人じゃない』
とこれまでの曲を一つにすると、まるでストーリーのような構成になる。
恐らく元々孤独であった銀時が様々な仲間達と出会ったことに対するものだと思われる。
更にサムライハートは『モノクロの都市』を舞台にしているが、轍は『彩り溢れる青い空と草原』を舞台になっていたりと、歌詞だけではなく、MVも対照的になっている。
その為、これを気付いたファンはとてつもなく好評している。