肩車を前後逆にした担ぎ方。
一人がもう一人の両肩に跨った状態だが、後頭部側ではなく前頭部側に跨る。
よって、担ぐ側はどうしても担がれる側に腹部(あるいはもっと下)を押しつけられ、その匂いを嗅いでしまうという、見かたによっては少し変態的な構図を成すことになる。
肩に足を掛けない場合などには「フェイスハガー」のタグが付けられることもある。
敢えて真面目に考察すると、担ぐ側の呼吸が妨げられる可能性がある上にどちらも進行方向が見えないため、そのまま移動するのはかなり危険という難点があるので、はっきり言って実用性は皆無である。
また、(肩車にも言える事だが)乗る側が重すぎるor担ぐ側が貧弱すぎると、乗る側がバランスを崩した際に不可抗力で「転蓮華」や「フランケンシュタイナー」を掛けてしまうこともあり得るので注意しなければならない。