相手に肩車のような体勢で組み付き、胡坐のように両足で首を固定しつつ横向きに回転し、敵の首を破壊する。
地下トーナメントではロシアのサンボ使いセルゲイ・タクタロフを撃破した。
後に範馬刃牙もこの技を習得する。
『バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ』では、ダンジョンで遭遇したサイクロプスに対し、見えない目潰しで怯ませた直後に転蓮華を使用して撃破した。
また、敵となったとは言え師父の最期を踏み躙ったデュラハンには、初手から容赦なく使用したが、“首無し騎士”だったために効果はなかった。
pixiv 内では、肩車されて喜んでいる人が、下の人の首を足で絞めているイラストにこのタグがつくことが多い。
類似技
1999年に稼働した『餓狼MOW』の双葉ほたるの超必殺技に「双掌転蓮華」がある。…が、名称こそ似ているものの実際はこんな技ではなく、両手を使って前方に回転しつつ移動しながら攻撃する技である。
というかむしろ(このイラストでは喰らってる側の)牙刀が使う「零牙」がこれである。
ちなみに、設定上ほたると牙刀が使う戦闘スタイルは烈海王と同じく中国拳法。
烈海王が初登場したグラップラー刃牙の最大トーナメント編は1995年に発売されたことを考えると意図的なパロディであると思われる(名前からして「刃牙」と「牙刀」だし、他にも烈海王の技っぽい技を牙刀は使ったりするし)。
また映画「プリキュアオールスターズnew stage3」の予告でこれっぽい技をキュアダイヤモンドが使用し話題となった。
注意
当然ながらこんなことをすれば受ける方は仕掛けた方の全体重を首に受けてしまい、ほぼ確実に首の骨が折れて即死間違いなしの状態になってしまう。
刃牙シリーズの中では(肩車さえすれば)珍しく簡単に真似できてしまうように見えるが、くれぐれも真似はしないように気をつけよう。
余談
相手の頭に組み付いたまま一回転しているが、セルゲイの首が90度強しか回っていないのは、組み付きの力を調整して途中から緩めている為と思われる。
まぁ、仮にガッチリロックしたままだったら頭が360度回転して最悪首が捻じ切れるから、殺しまではしないように加減していたのかもしれない。
割と初期から烈の優しい性格が垣間見える。
\ほんっ・・・と優しいのな。/