「うん。…君がそう望むなら。僕は君さえ居れば、世界だって守れるよ。」
プロフィール
誕生日 | 1984年10月4日 |
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身長 | 162cm |
体重 | 46kg |
趣味 | お菓子作り |
CV | 石田彰 |
ガンパレード・マーチにおけるヒロイン(誤植ではない)。
ゲーム一周目のプレイキャラ。ゲームの性質上、ゲームでの彼と第5世界正史の速水は分けて考えた方が混乱しない。裏設定にどこまで踏み込むかでメディアによって性格等が大きく異なる。
基本情報
ぽややんとした可愛らしい感じの小柄な少年。常に柔らかな微笑を浮かべている。
本人は自覚していないが整った容姿をしているようだ。
お菓子作りが趣味で、家では猫を飼っているらしい。
声変わりしていないらしく二周目に聞ける彼の声はとても高い。
生き残れる可能性が高いからという理由で戦車兵に志願したが、類い稀な才能を発揮し5121小隊のエースパイロットとなる。
戦闘においての彼は日常で彼が見せる柔らかな雰囲気とは隔絶したものがあり、冷静な判断と無駄のない動作で着実に幻獣を倒していくその姿は時に味方にも恐怖心を抱かせるほど。
複座型の相棒である芝村舞と惹かれあい、共に激戦区へ赴く。
以下ゲームおよび裏設定ネタバレ有り
一周目の速水(ネタバレ注意)
このゲームはプレイヤーがOvers Systemという異世界介入システムを使って登場人物の行動を操作しているという設定だが、そのOversが一周目に取り憑くのが速水厚志である。
プレイヤーキャラであるため彼自身の個性はわかりにくいが、一周目限定イベントなどから垣間見える彼の姿は基本物腰柔らかでぽややんとしている。
二周目以降他のキャラクターでも可能だが、公式的には芝村舞とカダヤ(恋人)同士になり5番目の絢爛舞踏賞を受賞するのは速水。
〔強運3〕という特殊技能を初期技能として持っている。
敵を倒し次々と勲章を得るにしたがい、段々とクラスメイトには畏怖されるようになり、人でありながら人でない何か、すなわち芝村舞の言う異能のヒーローに成長していく。
その他
・皆が嫌ったり畏怖している芝村一族をなぜか知らない
・女好きを自称する瀬戸口隆之に俺のバンビちゃんと呼ばれ可愛がられる
・加藤祭に「字、綺麗やろ」と事務官の仕事を手伝わされる
・人が苦手な石津萌が仕事を手伝う相手に指名するような人柄
・サンドイッチのパンの切れ具合が半端ないらしい
・選択肢に「はい」/「いいえと言ってもダメそうなのではい」と出るなど時折したたかな性格が垣間見える
二周目の速水(ネタバレ注意)
二周目にNPCとして登場する彼は優しげな雰囲気だが、仲良くなるにつれその本性をあらわしていく。こちらはぽややんに対して覚醒速水と呼ばれる。
一緒に訓練をする際に手作りクッキーをくれたり、お腹を空かせたプレイヤーにサンドイッチをくれるなど料理が得意なことがうかがえる。
「僕、小さな頃は、お嫁さんとパン屋さんになろうかなって、本気で思ってたくらいだから」などとぽややんな発現をしたかと思うと、非常に冷静で冷徹な目で幻獣との戦争を見つめていたりつかみどころのない言動が目立つ。
「僕は、幻獣を嫌いになれないな。どこか、僕の好きな人の欠点に良くにている」など幻獣を嫌悪している様子はないが、戦争を終わらせるには「人と幻獣の両方が同じくらい不幸になる必要がある」という論理を持っており幻獣を殺すことに抵抗はない様子。
更に仲良くなると「適当にへらへら笑うのに疲れちゃった」と言い出し覚醒する。
「君は僕を笑うかい?
僕はこの瞬間から、この国の守護者を名乗るんだけど。」
覚醒した彼は発言力が異常に高くなり、またパラメータがオールSになる。
翌日からは瞬く間に出世し、下手をするとプレイヤーですら熊本城攻防戦を攻略しないとなれない「準竜師」にいつの間にかなっていることも。
話しかけ続けると発言力を消費せずにどこからか大量の物資や食糧を調達してきてくれる。
また、イベントで司令に就任するが善行とは比較にならない鬼司令で激戦区に転戦しまくる。
デートは図書館、映画館で彼の意外な一面を見ることができる。
第5世界正史の速水(ネタバレ注意)
ガンパレード・マーチは“実在する異世界”を忠実に模倣したゲームという設定であり、ゲームのモデルになった事件が存在する。
実際に異世界(第五世界)で起こった出来事は公式外伝のReturn to Gunparadeで語られている。
「裏設定」と呼ばれることが多いが、実際は設定に裏も表もなく、史実とそれを元にしたただのゲームという関係である。
以下、第五世界の速水厚志について。
ぽややんとした性格は実は演技であり、速水厚志という名前も偶然死んでいた学兵の身分を乗っ取ったもの。
正体はラボから脱走した廃棄実験体46号。ブルーヘクサと呼ばれる特殊な能力を付与された実験用クローンであり、髪と瞳が青い。
ラボでは女性にしか発現しない人工超能力を発現させるために多量の女性ホルモンを投与されており、その後遺症で体格および声が女性的。
ラボではキイクニ(key92)と呼ばれていた。元の名前は本人も思い出せない。
女性ホルモンの投与を逆手にとって研究員達を骨抜きにし、必要な知識と手腕を手に入れ、
警備が緩む隙をついてラボの研究員と他の実験体を皆殺しにして脱走。
偶然死んでいた速水厚志の荷物と身分証を手に入れ髪を黒く染める。
女性ホルモン投与の影響でラボ脱出直後は“雄にしては異常に胸が大きかった”と記述されてれており、更に性的虐待を受けていたと思われる回想が度々あらわれる。
素の一人称は「俺」。
誰かを殺して昼飯代を稼ごうかと思っていたところで親切なサラリーマンに2500円+バス代と青い宝石の首飾りをもらい、頭をなでてもらったことで思いとどまる。
その後ただ生き残るために5121小隊に潜り込み芝村舞に取り入ったが、彼女から愛と誇りと正義を教わり、東原ののみ、瀬戸口隆之、滝川陽平ら他の友人たちからも大切なことを沢山教わり心に決定的変化を起こす。
狡猾ではあるが根本的な部分は非常に素直な性格。
仲間を騙してはいるが小隊の皆を守りたい気持ちに偽りはなく、ゲーム二周目の彼も覚醒したわけではなく単に守るものが増えて演技を続けられなくなっただけである。
また、ラボ暮らしが長く一般常識に疎いため素でぽややんとしている部分もある。
竜計画
黒幕セプテントリオン(無名世界観)の計画では、世界の闇の底にいるような彼に芝村舞という彼が必ず惚れるよう調整された少女を引き合わせ、その少女を熊本城攻防戦で殺すことで絶望から強大な生物兵器「竜」に覚醒する予定だった。
しかしセプテントリオンは速水の可能性を低く見積もり過ぎており、計画通り進行した場合は速水はセプテントリオンも芝村一族も全て抹殺し7つの世界を恐怖に陥れる魔王になるとAは予測していた。
介入により芝村舞が死ぬ運命が変わったため竜でも魔王でもなくぽややんとした英雄になる。
→(青の厚志)
通常2枚の力翼を12枚持ち歴史に影響を与える大きな可能性を持つ。
今代のシオネ・アラダ(万物の調停者である姫巫女)(通常は女性)になりうる器であり、彼が公式でヒロインといわれるのはそのため。
悪い竜にとらわれたお姫様をヒーロー芝村舞が救い出す物語。
心の中で誇り高く凛々しい舞のことを度々白馬に乗った王子に例えており、汚れた自分には決して届かない憧れと見做していた。
逆に舞にはこっそり毛足の長い子犬に例えられたり内心かわいいやつだと思われており舞が速水のあまりの可憐さに壁を殴るというシーンもある。
その他(ネタバレ注意)
・芝村舞とは運命の相手であり相思相愛だが、正史においては森精華にも想いを寄せられ、田代香織にも惚れられている。
ゲーム内では魅力パラメータを上げることで〔親衛隊イベント〕が起こるが、公式外伝において速水親衛隊が存在するところからも女子にはモテるようだ。
「…そうか、速水親衛隊だな。」
女子高生達の顔が、一斉に赤くなった。
「いいえ。我々の厚志様は関係ないわ!ただ瀬戸口師匠に買収されただけよ。我々の厚志様のふりふりエプロン仕様の生写真で」
「そう!」
一斉に拳を握って返事した女子高生達に、中村は不敵に笑ってみせた。
「瀬戸口、あのロ○コンめ…Hな雰囲気を3回くらい邪魔されたくらいで…だが!」
(ソックスハンター番外編より)
先代シオネ・アラダの恋人だった精神寄生体・鬼である瀬戸口隆之には自分の愛した女性の生まれ変わりと誤解され好意を抱かれている。
そもそも彼は元の設計の段階でどんな人間も篭絡できるように調整されており、ラボでも5121小隊においてもその特性が発揮されている模様。
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