概要
『宮地神仙道』の開祖として知られる宮地水位が記した『異境備忘録』で言及される魔王の1人。
悪魔界に存在する数百の悪魔たちの頭領たちの中の上位に位置する12人の筆頭に掲げられる女王であらせられる魔神で、“窮利易子(クリエキス)”という別名を持ち、その容貌は白く、黒く細長い眉に唇は黄色で、身の丈は一丈(約3m)、髪は二尺(約60cm)程立ち上がっており、後ろに折れ曲がり腰まで伸びているとされる。
記述によれば天地開闢の際に蓄積された陰の悪気が凝結して誕生したといわれており、並みの神の百倍もの力を秘めているという。