概要
ゲーム「クロノクロス」の楽曲の一つで、ミゲル戦およびその導入の会話シーンに使用された。
場所はHOME WORLDにおける死海の滅びの塔の奥、タイムクラッシュ爆心地である。
滅びの塔に入った以降のストーリーから始まってミゲルとの出会いで最高潮を迎えるシーンに流れる、悲しい意味合いでの「みんなのトラウマ」の一つ。
なお、「者たち」であるので、この曲の意図する「運命に囚われた」存在はミゲルだけを指すのではない。
弦楽器の物悲しい旋律とそれでいて厚みのある楽曲構成がうねるように感情に訴えかける、場面の悲壮感をさらに壮絶なものにする曲である。
作曲者の光田康典によれば、「コード進行とストリングスアレンジに気を使って書いてみました」とのこと。(クロノクロス サウンドトラック冊子)
このシーンの悲壮感や痛ましさが作曲の前提に組み込まれているようである。
サウンドトラックではDisc2に収録。
光田による分類では、「DISC2―承―」にあたる。
余談
みんなで決めるゲーム音楽ベスト100まとめwikiでは第6回で379位、みんなで決めるスクウェア・エニックス名曲ベスト100では271位であった。
また、2012年4月に行われた世界フィギュアスケート国別対抗戦2012では、カナダのケヴィン・レイノルズ選手が演技の際に「クロノトリガー」及び「クロノクロス」のいくつかの楽曲によるアレンジ・メドレーを用いており、この際のメドレーの一部に本曲も入っている。
情報元→http://www.narinari.com/Nd/20120417823.html