「レナ」だけでは他作品の人物も多数ヒットするため、検索の際は「クロノクロス レナ」で検索する方が良い。
プロフィール
日本版:Rena/北米版:Leena
年齢 | 性別 | 職業 | 出身地 | 身長 | 体重 | 体格 | 利き腕 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
16歳 | 女性 | 家事手伝い | アルニ村 | 166cm | 42kg | 普通 | 右 |
ひとこと解説
「夢見る乙女」
概要
「 忘れずにいてくれたんだ、あの日の約束 」
HOME WORLD(以下HOME)ANOTHER WORLD(以下ANOTHER)ともにその存在がある。仲間に出来るのはANOTHER WORLDの方のレナ。
進行によっては、二人を対面させる事もできる。HOME・ANOTHERともに明るく元気のいい、まっすぐで気持ちのいい少女である。ただ、ANOTHERでは10年前に想いを寄せていた男の子を失くしているため、かすかに陰のある一面をのぞかせる。
気の強い面もあり、選択肢によっては、冒頭でプレゼントを作る事を渋るセルジュを押し切って、
その素材集めに出かけさせている。
「 可愛い幼馴染のために、大トカゲのウロコを集めてきてくれるわよね? 」
しかし基本的には女の子らしい素直で優しい性格である。面倒見が良く、アルニ村では子どもたちの面倒を見ている。村人からも好かれており(弟ウーナには口より先に手が出ると恐れられているが)、アルニ村のアイドル的な存在である。
思い遣りも深く、ANOTHERでは(亡くなった男の子に面影が似ているとはいえ)初対面のセルジュを港町テルミナまで送り、さらにそれだけでは彼の旅が済まないと知ると、その後も彼と共に危険な旅を続けるなど、愛情深い人物でもある。ちなみにテルミナには親友のリサがいる。
HOMEでは幼馴染として一緒に成長してきているセルジュに想いを寄せており、オパーサの浜で二人きりになった時には、二人の昔の事を思い返してみたり、それとなく将来の事を話してみたりと、彼女の淡く切ない気持ちがこぼれている。選択肢によっては、素直な彼女の一面を見る事が出来る(「クロノクロス・アルティマニア」によれば、想いを寄せている事を「自分からはそれを言い出せず、彼がリードしてくれるのをひそかに願っている」とのことである)。
HOMEのレナ
物語開始時点で「コドモ大トカゲのネックレス」を作ってもらう事をセルジュと約束しており、そのために必要な「コドモ大トカゲのウロコ」を集めることが物語におけるセルジュの最初の最初の目的となり、物語の起点となる。この後にセルジュはオパーサの浜に向かうのだが、そこで彼の運命が大きく動き出す。
「 あのね、セルジュ。わたしね、ほんとは…。 」
ANOTHERのレナ
仲間に加わるのはこちらのレナである。こちらでは10年前にある男の子を亡くし、それを乗り越えようとしているが、心の中では彼を忘れられてはいない様子。
突然現れた、亡くなったはずの男の子の名前を名乗る少年を心配しつつ、彼の眠るという「風鳴きの岬」にお参りしてあげるよう願う。
そこでセルジュは運命と出会うこととなる。
ANOTHERにおいて全ての道筋を見失ったセルジュに、本人の意図ではないにしても、新たな運命へと導いたのはこのレナである。また、セルジュが見ず知らずの旅人同然であるANOTHERにおけるアルニ村で、彼の事を本気で心配し、行動した人物でもある。
余談だがレナを仲間にするためには本来のヒロインであるキッドを仲間に加えない選択肢を取る必要がある。即ちレナは、キッドに代わってセルジュを導く役割を引き継いだということになる。
「 ちょっと好きだったな。あの子のこと…。 」
クロノクロス全体に見るレナ
HOME・ANOTHERともに行動の起点となり、彼の運命を始めさせる人物である。さらに、選択によっては彼と共に運命に立ち向かってくれる人物でもある。
そして、彼の帰ってくる場所でもある。エンディングでは歴史の修正が行われ、ラスボスを浄化する真EDでは、自分の時間へと変えるセルジュに対し、10年前に失われたセルジュとの想い出をくれたことに感謝を告げ、最後に向こうの「レナ」と仲良くしてほしいと言葉を残した。そしてラストシーンにて、HOMEのオパーサの浜にてセルジュと共に会話をするシーンで幕を引く。
なお、主人公の幼馴染というおいしいポジションであるためか、セルジュと直接絡みがある専用のイベントが用意されているほか、ゲーム冒頭の「夢の中の迷宮」で3人目のメンバーとして登場した場合には専用のセリフまであり、地味ながらも優遇されたキャラと言える。
二次創作
「アナザーにおけるセルジュ」としてダークセルジュとのカップリングなどが描かれることがある。
外見
黄系統の瞳に、オレンジ色の髪をもつ。
ストレートの髪は腰ほどまでの長さで、前髪の一部をロール状の飾りで巻き、耳の後ろで下げている。また、頭には黒を基調として金色の縁取りがなされたリボンを斜めに掛けている。余談だが、体験版では頭に巻いたリボンの色が黒ではなく緑だった。
紫色のワンピースのようなものに鮮やかな錆色の民族衣装なものを着ており、腰には緑色の飾りのついた布と同じ色の帯のようなものをつけている。また、ワンピースの色より少し色の淡い紫色の靴下とサンダルをはいている。
全体的に落ち着いた雰囲気を醸し出しつつ、彼女の健康的なかわいらしさを引き立たせる服装である。
人間関係
家族
母、祖母、弟ウーナ:アルニ村に居住
父ミゲル:14年前に行方不明
幼馴染・親友
セルジュ(HOMEのみ)
リサ(港町テルミナ)
人間(?)関係
ポシュル:レナ宅に"マイホーム"がある。ポシュル曰くレナとは友達とのこと。
戦闘
先天属性
青
固有エレメント
エレメントレベル | エレメント名 | 効果 |
---|---|---|
LV3 | 乙女のビンタ | 敵単体・物理攻撃 |
LV5 | 乙女のこころ | 自分・使用済みエレメントを回復 |
LV7 | 乙女のいのり | 自分・攻撃力20%向上、命中率がすべて99%に向上 |
※ただし、LV7エレメントには特別な取得手順がある。下記を参照。
連携技
ミックスデルタ(レナ、セルジュ、ラズリー)
同名の技は前作クロノトリガーでも登場している。
装備武器
関連イラスト
関連リンク
ティファ・ロックハート:主人公に想いを寄せる奥手な幼馴染。主人公に対し「可愛い幼馴染の頼み」を聞かせようとしたことがある。
ネタバレ
前述の通り、14年前にレナの父ミゲルが行方不明となっている。
実はミゲルは、フェイトの力に魅せられクロノポリス(情報の海)と一体化し、永遠の寿命を手に入れていた。アルニ村へ戻ることはなく、後に死海の管理者として固着された。
物語の中盤でミゲルはセルジュたちの前に現れ、激戦の末に倒されることとなる。ミゲルは「生きることは緩やかに死ぬこと」と語り、自らの運命に絶望した結果、フェイトの手先となった。しかし、そんな彼が死の瞬間に願ったのは「娘が幸せな明日を生きること」だった。
このイベントはレナが仲間に復帰するかなり前になるため、レナを連れて行くことはできない。またレナがミゲルの末路を知ったのかどうかは言及されていないため不明。
仲間に加える方法
風鳴きの岬でのキッドとの会話での選択肢で、それぞれ次のように回答する。
1.「行かない」
2.「・・・・・・」
3.「それでも行かない」
そのすぐ後、アルニ村でかならず仲間に加わる。
風鳴きの岬でキッドが仲間にならなくなるが、キッドはその後に何度か仲間に加えられる機会がある。
逆に、レナはこの一度だけしか仲間に加えられるチャンスはない。
Lv7固有エレメント入手法
序盤の会話の選択肢の中から以下の3つの内、2つ以上を選ぶ。
「おぼえてる」「ずっとおぼえてるよ」「セルジュは、ボクだ!!」
その後、レナを連れてHOMEにいる祖母と話すと「若い頃ブイブイ言わせていた」という固有エレメントを譲ってもらえる。
マルチエンディング
二周目以降ではラスボスを倒した時期に応じて複数のエンディングに分岐する。
アカシア大帝国誕生ではアナザーのアルニ村に残ることを決め、漁師見習いとなったセルジュと一緒に過ごしている。そのことを漁師のおじさんにからかわれるなど、レナもまんざらでもない様子。言ってしまえばレナENDである。
ショップでバイト&ズッコケ3人組~ではリサのエレメントショップでセルジュがバイトを始める。リサもセルジュに好意を抱いている様子。そんなわけでレナとリサは失言の応酬を始め、結果はレナの完敗に終わった。言ってしまえばリサENDである。