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ダークセルジュ

せかいのてき

プレイステーションRPGソフト「クロノクロス」に登場するキャラクター。
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はじめに

ヤマネコに関してはヤマネコ(クロノクロス)を、フェイトについてはフェイト(クロノクロス)を参照してください。
また、このページにはクロノクロスに関する重大なネタバレが含まれます


































概要

主人公セルジュの肉体にヤマネコの精神が入り込んだ姿。劇中では「セルジュ」もしくは「ヤマネコ」と表記されており、「ダークセルジュ」という呼称は戦闘中やアルティマニアでの表記である。
ストーリー中盤、「龍の涙」を用いた儀式によりセルジュとヤマネコの精神が入れ替わり、ヤマネコは「セルジュ」に、セルジュは「ヤマネコ」となってしまった。
容姿はセルジュと同じだが邪悪な表情を浮かべ、モンスターの群れを率いて大陸中で虐殺を行った。そのためセルジュは「世界の敵」となり「世界はセルジュの敵」となってしまい、元の姿に戻った後もセルジュを誤解して非難する者もいたが、雰囲気が違うと気づき別人だと理解を示す者もいる。

入れ代わりについて

入れ替え


上記の画像はどちらも外見はセルジュだが、悪人顔で瞳の色が赤いのが「ダークセルジュ」である。ヤマネコの精神が入り込んだ影響か、セルジュの瞳の色が変化しているのが特徴。

肝心の「主人公のセルジュ」はヤマネコの姿になってしまい、かなりの長期間この状態で過ごすこととなる。しかも元の姿に戻れるのがラスダンの手前の手前のダンジョンをクリアしてから。ぶっちゃけストーリー中はヤマネコの姿でいる方が長い。一種のトラウマになった者もいるのではないだろうか。

なお、入れ代わった結果、ダークセルジュにはキッドが付き、ヤマネコ(セルジュ)にはツクヨミが付くこととなった。のみならずセルジュ時代に敵だったアカシア龍騎士団の面々が、事情を知った上でヤマネコ(セルジュ)の味方となってくれる。

もうひとりのキッド

劇中でキッドは入れ替わっているのを知った上でルッカの仇としてヤマネコ(セルジュ)に刃を向けている。アルティマニアによれば、これは「キッド」も知らない「もうひとりの人格」が表出しているため。「もうひとりの人格」は献身的で生への望みが薄く、無に帰したいという衝動を持つ。このためか「ヤマネコ」を殺せればそれでいいという態度である。
ゲーム中ではツクヨミを連れていると「セルジュの知っているキッドじゃない」と発言するが、二重人格については言及がないので混乱したプレイヤーも多かっただろう。

主人公が敵と入れ替わった上にヒロインに憎しみを向けられるというのはそうそうない展開だろう。
もちろん「キッド」は最後に仲間として帰ってくるが、なんとラスダン出現後である。ちなみに「もうひとりの人格」の正体については、「キッド」がこのような側面を抱えていたのか、あるいは「もうひとりの人格」が自分とは違う人生を歩みたいと願い「キッド」を生み出したのかとアルティマニアにて語られており、どちらが主人格は不明となっている。

正体

夢見る運命


一言で言えば、ダークセルジュ(ヤマネコ)の正体は「セルジュの父ワヅキ」である。14年前、ワヅキはヒョウ鬼に襲われた息子の怪我を治すためマブーレの賢者のもとを訪れるつもりだった。しかし、嵐に遭った結果、ボートは座礁し神の庭(クロノポリス)へと迷い込んでしまう。そこへ謎の声(凍てついた炎の思考)へ導かれ、凍てついた炎と接触。セルジュは傷を癒し一命をとりとめた。
しかし、ワヅキは炎に近づいたことで不安定になっており、そこへセルジュが持つ死のイメージ(ヒョウ鬼)が反映され猫の亜人の姿となってしまった。更にはクロノポリスの中枢コンピューター・フェイトの精神まで混ざり込んでしまう。ワヅキは精神に異常をきたしながらも息子をアル二村へと連れ帰るが、10年前に自分を見失って精神がフェイトと一体化。セルジュを事故に見せかけて殺害し失踪した。こうして生まれたのが「ヤマネコ」である。このためクロノは、ヤマネコを「フェイトの分身」と述べている(ただしヤマネコ自身は自らをフェイトと名乗っている)。ヤマネコと「コンピューターのフェイト」は口調がまったく異なる上、ヤマネコが倒れた際はフェイトも死亡している。
ちなみに画像の右端の巨人が「フェイト」である。

目的

人と機械が融合した新たな種の誕生」を目的としている。フェイトは人類に対し愛情を持っていたが、炎を守護する内に「夢を見るように」なった。そのため凍てついた炎を利用しようとしたが、セルジュが接触したことでガード・システム「プロメテウス」が起動。フェイトの命令を拒否し、凍てついた炎へのアクセスを断ってしまった。このためヤマネコはプロメテウスを攻略するべく、セルジュの殺害やルッカの懐柔・拉致を行った。しかし、いずれもプロメテウスを攻略できなかったためアナザーワールドへセルジュが来るのを待つことにした。
ヤマネコはルッカを連れ去る際、「未来のセルジュ」と会っている。このためいずれセルジュがアナザーへ来ることがわかっていた模様。成長した17歳のセルジュを見て「息子」とわかったのは、彼が「父親」だったからなのだろう。

狂気性

セルジュと入れ替わった結果、ダークセルジュはその肉体に残っていた感情の影響を受けることとなった。これにより複雑なフェイトの精神は混迷を極め、人類に対する歪んだ愛憎を発露していく。
死海にてダークセルジュ(フェイト)は、「わたしは、こんなにもおまえを愛している……だから、時々、おまえをメチャクチャにしてやりたくなるのだよ……!!」という言葉をセルジュに向けている。アルティマニアによれば、この言葉はセルジュ個人ではなく人類全体に対するものとのこと。
ダークセルジュは「凍てついた炎を掌握し、新たなる種の誕生」という目的を忘れたかのように人類に対して破壊活動を行った。文字通り「メチャクチャにしたくなった」のだ。
キッドの始末を後回しにし、仲間として連れていたのもセルジュの感情の影響なのだろう。

最期

セルジュが元の姿に戻ろうとしているのを知ると妨害するべく襲撃するが撃退される。その後、神の庭へ来るように言い残しダークセルジュは姿を消した。そして凍てついた炎の前でセルジュたちを待ち構え、漆黒の巨人へと変貌。クロノポリス中枢コンピューターとして姿を現し、最後の戦いを挑む。しかし、偽物が本物に勝てる道理はなく、炎を巡る戦いはセルジュが制した。ダークセルジュは「神が死ぬ」という事実に驚愕しながら消滅、最期を迎えた。皮肉にも願望のままに暴れた結果、最も恐れていた「自分が消える」という歴史が誕生した瞬間だった。

マルチエンディング

しかし、ダークセルジュが目的を果たす結末も存在する。凍てついた炎を掌握し、「エルニド中の運命の書が黒く染まっていく」というバッドエンドになる。またマルチエンディングではダークセルジュの登場率が多く、結末には彼が絡んだものが多い。その分、メインストーリーでの出番は少なめ。

関連タグ

クロノクロス ヤマネコ(クロノクロス) フェイト(クロノクロス)
セルジュ(クロノクロス) サラ・キッド・ジール ツクヨミ(クロノクロス)

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