概要
本作の主人公であり、トリガーとなるキャラであるセルジュ。
彼はおっとりとした人柄や、作品世界のトリガーとなる設定のためか、ゲームを通して様々なキャラに愛される。
キッドやレナをはじめ、例え姿が変わろうとセルジュを信じてくれる母マージや幼い頃にはヒョウ鬼の毒に苦しむ彼を助けるため嵐の中でも船出する父ワヅキなど、家族や幼馴染、縁の深い人物から深い愛情が寄せられている。
また、当初は敵であった蛇骨大佐やファルガにはその素直さや心の強さが大層気に入られ、セルジュの優しさにはそれまでツン全開であったマルチェラもデレている。
ツクヨミに至っては、ヤマネコからセルジュの抹殺を指示されながらも一目惚れしていたという有様だった(設定資料で「セルジュに魅力を感じている」と記されている)。
40名以上の仲間キャラクターはいずれもセルジュの人となりに好意的であり、セルジュの輪とも言えるメンバーである。
さらにその好意は仲間メンバーだけでなく上記のマージなどを含めた多数のNPCにも及び、行く先々でセルジュは好かれていく。
それは対立するはずの敵キャラクターにも言える事で、ルートによっては徹底的な人間嫌いであるドワッフらとも普通に会話できるようになるし、果てはフェイト(♂)にはその体のすべてを求められるまで(事情はちょっと違うが)愛される。
龍神たちも彼個人への怒りや恨みで行動することはない。
選択肢にもよるが、基本彼個人が嫌われることが無いのである。むしろキッドなどあえて突き放す選択肢を選ぶことで本心を垣間見せることがある(あえて仲間に加えずにテルミナまで行き、レナと一緒に宿屋から出ると遭遇したキッドから「そういう仲」とはやされる。しかし去り際にキッドは声を震わせており、内心では動揺していることが窺える)。
その素直さと心の強さ、優しさには、誰もが彼を人間的に好きになるのだろう。
そんなセルジュなので、もちろんpixivのイラストでもセルジュ愛(作者的な意味やR-18的な意味も含めて)が全開である。