概要
真神学園高校3年C組に在籍する、レスリング部部長。
プロレスをベースにした格闘技の達人にして、「真神の醍醐」の異名で近辺の不良達に恐れられる巨漢である、真神学園の番長格。
しかし、その性格は外見に反し、謹厳実直かつ真面目であり、お調子者の蓬莱寺京一とは対照的なコンビ(但し、時に砕けた態度を見せ、決して真面目一辺倒ではない)。
幽霊や怪談話が大の苦手と、意外な一面もある(しかも霊感が強い為、霊的なものを感じ取り易い)。
宿星は「白虎」であり、その真の力に覚醒すると、彼の能力は驚くべき変化を遂げる(但し、シミュレーションパートでは、グラフィックの点滅のみ)。
アニメ版
原作とは容姿が異なり、料理が得意でその傾向からか調理師を夢見ている。
桜井小蒔だけに対し「さん」付けで呼ぶようになり、更には敬語を使う等している。
過去に凶津煉児から「雄ちゃん」と呼ばれていた。
登場作品
剣風帖・朧綺譚/符咒封録(格闘家・白虎)/退魔陣/月紅伝/双龍変/黄龍祭
一族タグ
醍醐雄慶(先祖・外法帖)
余談
親友を裏切った呵責から荒んだものの、人生の恩師と出会って更正、実年齢以上の人格者となるが、原作ゲームではクラスメイトを、アニメでは中学時分の親友を手に掛ける等、京一とは違った方向で主人公な面を見せる醍醐だが、一部のファンからネタキャラとしても愛されている。
その理由は方陣技のセリフ(=発声のインパクト)にある。
まず、主人公と京一との『サハスラーラ』は、セリフそのものは全て真面目であり、最後に全員で気合いの声を上げる……のだが、醍醐だけ最後の気合いが、極端に裏返ってしまっている(これは御先祖様も同様)。
次に、京一と裏密ミサとで行う『六星魔方陣』は、裏密によって京一と共に生け贄にされて断末魔を上げる(但し、京一と醍醐に一切のデメリットはないので、APの限り連発しても問題なし)。
最後は、名前からしてネタ臭さ爆発の『不動禁仁宮陣(ふどうきんにくじん)』である(※下記の画像はイメージです)。
メンバーは同類の紫暮兵庫であり、声の調子そのものは至極真面目だが、セリフ内容はほぼネタでしかない、以下がその全文である(勿論、至極真面目な方陣技も存在します、ご安心下さい)。
醍醐「うなれ、嵐の上腕筋!!」
紫暮「燃えろ、炎の広背筋!!」
醍醐「しなれ、疾風の大腿筋!!」
紫暮「叫べ、雷の三角筋!!」
全員「荒ぶる肉体の全てをかけた!!」
全員「不動禁仁宮陣!!」