概要
「雲は空高くにあり泥は地面にあるため、雲と泥には天と地ほどの大きな差がある」という主旨を由来としている。
両者の物事としての本質や規模、程度、技量の違いを表す際に用いられる。
似たようなことわざとして「月とスッポン(月と鼈)」があるが、こちらは地球から見た月とスッポン(カメ)の甲羅が全体的に丸いという共通点を挙げた上で、「両者の見た目は似ているが、本質などはまるで異なる」という意味合いとなっている。
『性格や物事(目的)に対する考え方・スタンス等がまるっきり正反対』という意味合いでなら『水と油』が用いられる。