電柱小僧の冒険

でんちゅうこぞうのぼうけん

『電柱小僧の冒険』とは、1987年に制作された「海獣シアター」の舞台劇を塚本晋也自身が監督し映画化した作品。

どうも、ごめんなさーい！

概要

塚本晋也主催の劇団「海獣シアター」の公演した同舞台劇のセットや衣装を流用し、1987年に制作された自主映画作品。

総上映時間45分という小編ではあるが、『普通サイズの怪人』から『鉄男』に連なる、ストップモーション（コマ撮り）を用いた独特の映像表現の数々は疾走感にあふれ、突拍子のないシュールなストーリーであるのにかかわらず最後まで目が離せない作品となっている。

88年ぴあフィルムフェスティバルアワードグランプリ受賞

あらすじ

いじめられっ子の学生である、背中から電柱が生えている「電柱小僧」は、ひょんなことから25年後にタイムスリップしてしまい、その時代で出会った女教師サリバ先生とともに、秘密兵器「アダムスペシャル」を用いて世界を不滅の黒雲に覆いつくし、永遠の命を得ようとしている鉄の吸血鬼軍団「新撰組」との戦いに巻き込まれていくが…

キャスト

役名	キャスト
電柱小僧	仙波成明
サリバ先生/モモコ	叶岡伸
未来のイヴ	藤原京
近藤	塚本晋也
土方	タグチトモロヲ
沖田	佐賀充
坂本龍馬	奈佐健臣

• エンディング・テーマ　『オンリーユー』（ばちかぶり）

関連タグ

塚本晋也　舞台劇

普通サイズの怪人シリーズ　鉄男

吸血鬼　ポストアポカリプス　タイムスリップ