青柳清明
あおやぎせいめい
CV:成田剣
立夏の兄。17歳。猫耳あり。11月14日生まれ。立夏と同じ真っ黒い髪をしている。名前は二十四節気の「清明」から母親が命名した。「本当の名前」は「BELOVED」でサクリファイスの役目にある。
「ななつの月」の一員であったが、何らかの罪を犯し、他のメンバーの満場一致で処刑判決が下った。
処刑が実行される直前、清明と推定される生きながらに燃やされた焼死体が、立夏の転校前の学校で立夏の席に座らされた状態で発見され、世間的には清明は死んだとされた。
しかしそれは清明が世間を欺く為に、自身の身代わりに誰かを殺した、または殺させた死体だった。自分の死を立夏にも偽装し、「ななつの月に殺される。」と遺言を残した。
清明にとって「人間」は自分と立夏だけであり、その他の人間は汚い生き物と認識している。世界には自分と立夏の二人しか「人間」がいないので、立夏からの愛情を確かめずにはいられず、様々な行動に出る。
立夏以外の人間に触られるのを厭い、他人からは度を超した潔癖症だと見られている。反対に、立夏との触れ合いを好み、家ではいつも一緒に過ごして一緒のベッドで寝ていた。
また、母親から立夏への虐待を仲裁し、立夏を慰め傷を手当てし、記憶を無くした後の立夏の人格を肯定し愛し続けていた。
一見、行儀が良く、優しく親切で皆に愛される人物を装っているが、立夏以外は人間扱いせず、草灯の首元に「BELOVED」の文字と首輪の様な傷を切り刻み、草灯を奴隷扱いし、体罰などで頻繁にケガを負わせていた。
自分の死を偽装した後は、草灯との接触を断ち、本来の戦闘機の二世とペアを組んでいる。
現在は「チヤ子」という富豪の家に匿われている。
「ななつの月」からの処刑を回避し、反撃する為の手段として「BLOODLESS」と手を組み、「7」のマシンからデータを盗ませ、「ななつの月」のメンバーの蝶間を誘拐した。