「凄い、凄いぞ!これだ、これこそが俺の理想の秋葉原だ!」
概要
CV.喜山茂雄
chapter1『侵食する妄想』より登場。20年以上に渡り秋葉原でオーディオ専門店「シルバーサウンド」を営む中年男性。電気街でありオーディオの街だった頃の秋葉原を神格化しており、現在のアニメ・アイドル文化に溢れた秋葉原を心底嫌っている。
そんな彼のオーディオに対する想い、理想の秋葉原に対する想いが具現化して「オーディオの妄想」を秋葉原駅に侵食させてしまう。作中最初にアサヒ達が攻略するダンジョンである。
アサヒ、サキにより妄想が破壊された後は妄想していた記憶が曖昧となり、そのまま帰路についた。
それ以来出番は長い間無かったが、chapter8『わかったこと』にて再登場。自身の命令である妄想を破壊した事が引き金となり、それを産み出した妄想者が飛び出し自殺をしてしまった事で、精神を病んでいたアサヒ。そんな彼が秋葉原からなるべく遠くへ逃げるべく移動している最中、音田ヒサヨシと遭遇する。
音田はアサヒに対して以前に会った事はないかと丁寧な口調で聞き、自身のその時の記憶があやふやである事を明かした。それを聞いたアサヒは「自分が妄想を壊したからだ」と更に精神を病みかけるが、音田は続けて「別に困っているわけではない」「むしろ清々しい気分」と語り、以前までは若者が秋葉原を我が物顔で歩く様子にイライラしていたが、妄想の破壊がきっかけで現在はそんな若者や文化を受け入れ若者に秋葉原を委ねるような考え方へと変わったという。最後に音田はアサヒに対して応援のメッセージを残し去っていった。