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飢えた子羊

うえたこひつじ

『飢えた子羊』(中国語: 饿殍:明末千里行)は、零創遊戲が開発のビジュアルノベルで、2024年4月23日にSteamで発売。ゲームは中国の明朝末期(西暦1632年)、2人の盗賊が4人の少女を華州(現在の陝西省渭南市華州区)から洛陽に運んでいた間に起きた物語である。

概要編集

飢えた子羊』は零創遊戲が『葬花・暗黒桃花源』に続いて開発した2作目のビジュアルノベルである。零創遊戲は前作『Black & White』の商業表現が振るわず、打撃を受けたプロデューサーの嵇零が、将来に飢え死にするのではないかと考えていた。この考えに沿って、嵇零は検索エンジンを使って「飢えた」に関する内容を検索し、画像や資料をめくると、明朝末期の飢饉を背景に次の作品『飢えた子羊』を創作することを引き出した。


ビジュアルノベルにしては大胆に「飢饉」というダークで息苦しませる設定を舞台にし、絶望が漂う世界観と4人の少女と旅をすることで独自の生死観と美学を描いている。


零創遊戲には6人が新プロジェクトの制作に参加し、1年かけてゲーム開発を完了した。新プロジェクトのストーリーは嵇零が担当し、3ヶ月をかけて創作が行われた。ゲームの背景は顧誠の『明末農民戦争史』を基礎としており、メインラインは『盲井』『レオン』『菊次郎の夏』などのロードムービーを参考にし、大人と子供が道の旅に出る、その間にお互いが成長してストーリーの脈絡としている。キャラクター設定では、ストーリーの衝突を増やすために、主人公のメンバーを異なる出身と三観でデザインしている。同時に『Black & White』失敗経験に影響され、嵇零は女主人公「」にペンを集中させた。キャラクターの美術デザインはもともと「葬花」が慢慢氏と担当していたが、開発期間中に氏が退職し、嵇零は新しい絵師「胡桃-o-夹子」を招いてデザインを引き継いだ。審美に合わせて、嵇零は飢饉の背景に応じて穂の肌色を黒や小麦色にデザインするのではなく、白にした。


2024年4月23日、ゲームは正式に2PGamesから発売された。ゲームはSteamで発売後に好評を博し、初週に10万部近くを売り上げ、初月に23.4万部を超えた。


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