駒ヶ嶺初

こまがみねうい

『未確認で進行形』の登場人物。

人物像

三峰兄妹の従妹。新と言う兄がいる。真白にそっくりで、彼女を更に幼くした容姿である。

普段は無表情だが、嬉しい時は素直に笑顔になる。うさぎの様なぬいぐるみがお気に入り。夜ノ森家の最寄り駅から２駅隣りの駅前のマンションで暮らしている。

真白とは正反対に紅緒に懐いている。ただし学校の生徒達の様な狂信的な姿勢とは異なる。

三峰家と同族で、同じ能力を持つ(と言うかこっちが本家?)。

子供ながら俊敏であり、小紅には目で追う事も出来ず、人間としては超人の部類に入る紅緒との鬼ごっこに勝ってしまう程である。8巻現在までに登場した人外の中でも最年少にもかかわらず……。

動物形態は黒い猫。本編で、しかも明確に動物形態が出たのは彼女が初となる。

作中では「駒ヶ嶺」と「駒ヶ峰」の２通りの表記がある。登場人物の苗字の多くが常磐線の福島県内の駅名が由来となっているので、おそらく「駒ヶ嶺」が正しいと思われる。ただし実際の駅名は「駒ケ嶺」で「ケ」が大文字である。

8巻現在では未登場。三峰白雪の姉で、駒ヶ嶺家を継いでいる。

初が夜ノ森家に来た際、紅緒に懐いて帰りたがらなかったが、白雪に「ママのところに行きたくないの?」と問われて、「かえる」と即答。親子関係は良好と思われる。

ただし末続このはの見合い相手として息子の駒ヶ嶺新を紹介しているので、同族間での結婚に前向きの様子。

作中の発言から駒ヶ嶺兄妹に似ているらしい。