概要
クラス〈吟遊詩人〉/サブ職業〈剣聖〉/ビルド〈プリマアクター〉/種族〈狼牙族〉/ LV90
本名は同じ。大規模戦闘ギルド〈D.D.D〉メンバーのひとりであり、ギルドマスター・クラスティを支えるクールビューティーな軍人お姉さん。ギルマスの飽きっぽい性格も把握しており、『三羽烏』と呼ばれる古参メンバーの一人。
黒髪ショートで軍服風の皮装備を愛用、手持ちの武器は軍用両手鎌『災厄』。本来、支援系アタッカー職である〈吟遊詩人〉の中でも、支援効果のある特技を自分に集中させ、仲間のサポートよりも攻撃に専念することで総合火力の増強を図る攻撃特化型構成という変わり種ビルドを組む。
女性にしては比較的長身の168cmあり、整った容貌・鋭い目付きに加え威圧感や謹厳さを要求する軍人的な言動から、ギルド内の男性メンバーから恐ろしげなイメージを持たれている。
その性か、下の名前「三佐」を「さんさ」と呼ばれてたりする。そう言われている反面かなりの甘党らしく、イースタル貴族の領主会合に招かれての朝食では紅茶に大量の砂糖をティースプーンで何度も掬くっている(1stシーズン12話『ラグランダの杜』で確認可能)。
現実世界では保育士であり、そこでも差程性格は変わっておらず、園児たちから圧倒的な尊敬を集める軍曹的なカリスマ保母さん。『ログ・ホライズン新たなる冒険の大地』のイベント『マイハマ大花火大会』のサイドクエストに於いて迷子の子供達を探すのにこの経験が大いに役立っている。此処では紫陽花をあしらった浴衣姿を見られる。
12月の〈七坪滝平定作戦〉でのゴブリン討伐遠征中、『災厄』の能力が突如発動。クラスティに庇われるも彼は何処かへと転送され、自身も右腕を消失。発狂すると共に精神的ダメージを負ってしまう。〈アキバ〉への帰還後も欠損した右腕は通常の肉体損壊と違い、回復呪文でも再生させることができず、欠損部分は消滅したのではなくクラスティと共に何処かへと転送されたと推測されており、2月以降はロデリックと茜屋が魔法素材で共同製作した可動義手(捕縛可能なワイヤーアーム)で補っている。
しかし、その行き先は中国中原サーバーで、クラスティはカナミ一行と偶然出会い、彼女の右腕は布で包まれ大切に保管されている。
装備
- 〈災厄〉《カラミティ・ハーツ》
一振りであらゆる災厄を引き起こすと言われる軍用両手鎌。高いクリティカルと複数回の追加攻撃効果を持つ凶悪な性能を持つ。死神の大鎌を思わせるデザインでユーザー人気も高い希少品。
12月の遠征中、〈大災害〉に伴う「フレーバーテキストの顕在化」により、謎の転移現象を引き起こし自身の右腕はクラスティと共に中国サーバーへ移動してしまう。
- 〈赤竜角(ドラゴンホーン)のタクト〉
赤竜の角で作られた指揮棒で、〈吟遊詩人〉用の高位〈製作級〉アイテム。パーティメンバーが使用する援護歌の効果を引き上げる。通常のパーティ戦では使いづらいが人数の多い大規模戦闘で真価を発揮する。
- 〈糸銀編みの鎧下(キャンベゾン)〉
〈細工師〉が作る〈珊天蝶の繭糸〉と〈鍛冶屋〉が作る〈銀の細糸〉を素材に〈裁縫師〉が作成する〈製作級〉防具。希少な素材と複雑な工程を必要とするアイテムだが、そのぶん軽く丈夫で、魔法耐性に優れる逸品。